１５０.愛のかぶせ

愛のかぶせにはどうにも
太刀打ちが出来ない。
愛から来る言葉だから
身動きがとれないのだ。
自分のために言ってくれているから
一番始末が悪い。
言われてる本人もどうにかしたいけど
どうにもならない。
だから苦しい。
相手の期待に応えたいが
そう出来ないからだ。
どうしようもない。
本人も何とかしたいと
思っている。
私は小さい頃からずっと父親からの
愛のかぶせを受けてきた。
そして今は職場の部長から愛のかぶせを
受けている。
愛されているといえばそれまでだが
わかっちゃいるけど
じゃどうすればいいの？と言った感じだ。
わだかまりや恨みや憎しみから
解放されたが今は愛のかぶせがある。
どうにもならない。
前にも後にも行けない身動きがとれない。
もう上に上がるしかない。
そんな状態だ。
大気圏を抜けて観自在になれば
もう自由自在になる。
そういう世界がある。
何の障害物もない、ぶつかることのない
世界が広がる。
真我で生きるとそれが可能なのである。
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