1137.満月返し

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

【満月対応】

具体的にはどのように対応するのでしょうか?

それは、三日月に見える相手に対して、満月で通していきます。

一言で、表現すると、何か、問題や、悩みや、病を抱えている人=三日月に見える人に対して、何も問題ない、悩みない、病はないというアプローチです。

また、逆に「私は、悩んでいるんです。問題なんです。病なんです。」=「自分が三日月なんだ」という方に対しても、「あなたは、満月ですね」と対応していくわけです。

これは、相手が、悩んだり、苦しんだりしていることを否定するものではありません。

また、うつ病などの心の病と診断された方に、うつ病ではありませんと告げることでもないのです。

相手が、悩んだり、問題と思うことや、病気だといってることに関しては、話をお聞きして、言葉、心のオウム返しをしていきます。

「分かってもらえた」と感じ、心を開いていただければ、第一段階はOKです。

ここの段階では、「三日月返し」です。

しかし、あなたは、その相手は「本当の自分」こそがその人の実体であり、それが満月であるという事を返していきます。

相手が三日月であると主張することに対して、あなたは、満月ですねと返していくやり取りが始まるわけです。

まさに「満月返し」です。

ここが、これまでの既存のカウンセリングのアプローチとは別世界のアプローチなのです。

満月と三日月

どちらが勝つか?

それは満月です。

なぜなら、最初から満月であり、そもそも三日月という月は存在していないからです。

このことは、「人間の心」を扱う上で、最も重要なパラダイムシフトです。

一般常識では、まず捉えることが難関中の難関です。