「本当にお世話になったな〜。」
今日会社で昼休みに私は一人で呟いていた。
今まで当たり前だと思っていた会社の建物や駐車場、近隣の田んぼや植物、つくしんぼ、咲き始めた桜の木、周りの山の景色を見渡して、その一つ一つに対して、そこはかとなく感謝が溢れてきた。
見慣れた風景にすら感謝が出てくる。
何とありがたいことだろう。
会社に必要とされて求められて働いていたんだ、ということを再認識した。
私は生きていたんじゃない。
生かされていたんだということに気がついた。
生命があって生かされている喜びを感じた。
だから落ち込んだって構わないのだ。
自分を責めても構わないのだ。
苦しんだって構わないのだ。
そんな自分を認めてあげよう。