佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せの結婚の法則より
人はたいてい、自分とぴったり合う人とのめぐりあいを望んでいますが、そのような場合に私は、「最初から相性100%の人を求めようとしないでください」とアドバイスします。
性格は似ているけれど、趣味が合わない。
話は合うけれど、見た目の雰囲気が違う…といったふうに、相性100%を基準とした減点法で相手を見れば、いつまでたっても運命のパートナーは現れないでしょう。
私は、価値観の違う者同士のほうが相性はいいと思っています。
自分にはない部分があるからこそ相手に惹かれ、結婚後はお互いの欠点を補いあえる関係が築けるからです。
理想とは違う相手でも、足りない部分はあなたの愛の力でカバーすることができます。
逆に相性ぴったりの相手からは得るものが少ないと言えるでしょう。
このように相性の良さは学びの量と反比例します。
男性と女性には生まれもった役割があるように、価値観や相性の違う者同士のほうが大きな成長を期待できるのです。
自分の年齢を悲観している人も、気にする必要はありません。
人間は何歳になっても成長可能であり、将来を展望することができます。
年齢を問わず今の自分にぴったり合った相手とめぐりあうことができるのです。
すでにパートナーがいて相性の悪さを気にしている人も同じこと。
相性100%の人などこの世に存在しない、ということを理解しましょう。
性格があわない、趣味があわない、話があわない、不満はいろいろとあるかもしれませんが、どんな相手でも出会ったこと、選んだことを後悔する必要はないのです。
二人に違いがあるからこそ、今後ますます成長できるとポジティブにとらえましょう。
相手の違いを受け入れて許しあうことで、パートナーをソウルメイトに変えることは十分に可能です。
真我に目覚めれば相性のいい人、相性の悪い人、どちらであっても「これでよかった」と思える結果になるのです。