1550.理想や条件にこだわらず直観を信じよう

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せの結婚の法則より
あなたが結婚相手に望む条件とは、どのようなものでしょうか。

巷の婚活サービスでは、容姿・年齢・職業・年収・身長・体重・学歴・趣味・家族構成といった何項目にもわたる条件を照合し、お見合い相手を選びます。

すべての会員情報をデータ化し、男女をマッチングさせて出会いを演出しているのです。
この方法では、結婚相手への条件が厳しいほどゴールインが遠のいてしまうことになります。

もしあなたにとってすべての条件を満たす相手がいたとしても、その人があなたを気に入ってくれるとは限りません。

一般的には婚活期間が長引いて年齢を重ねてくると、自分の価値を考えて、どうしても譲れない条件以外は妥協するしかなくなってきます。

ただ一方で、年齢が上がればその分だけこだわりが強くなるため、「条件はできるだけ譲りたくない」というのが本音でしょう。

実際、こういった結婚への意識が未婚率を高めているのではないでしょうか。

自分の理想や結婚相手への条件がこだわりとなって、ゴールインを遠ざけているのかもしれません。

真我と出会って結婚したカップルを見ていると、ソウルメイトは必ずしも条件のいい相手ではなく、むしろ理想とは違うケースが多いものです。

自分の理想とは違っていても、魂で約束しあったソウルメイトと出会えば、何かしら運命を感じるはずです。

数えきれないほどの異性のなかからその人に特別な感情を抱き、人生の伴侶として選ぶ背景には、ご縁という目に見えない力がはたらいているのです。

よく出会った瞬間に「ビビビッときた」という表現をしますが、魂から発せられるインスピレーションはいちばん信用できる選択眼。

真我に目覚めて「本当の自分」を取り戻すと、心の反応が敏感になって出会いの確率は高まるのです。

逆に言えば、「本当の自分」を生きていない人は魂で見る選択眼がうまくはたらかず、相手の条件にこだわる傾向があります。

何度お見合いをしてもうまくいかないと嘆いている人は、運が悪いからだ、自分に魅力がないせいだと思い込んでいるかもしれません。

しかし実際は、「本当の自分」に目覚めていないことが大きな原因なのです。

自分に問題があると誤解したまま婚活を続けても、思うようにいかないだけでなく、婚活に疲れて自信を失い、心身を病んでしまう怖れもあります。

結婚相手を見るときは、理想や条件だけで判断しないようにしましょう。

ソウルメイトとは学びあい、成長しあうパートナー。

相手にパーフェクトを求めなくても、欠けている部分はあなたがカバーして、徐々に理想なかたちへ近づいていけばいいのです。

つきあいが深まれば相手をカバーしてあげられることに喜びを感じ、その欠けている部分を愛おしく感じるようになっていくでしょう。