写真はバターチキンカレーとチーズナンです。甘めでとても美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【質疑応答1】
研修生:
人の話を聞くということについて質問です。
どうしても人の話を聞いてる間に、自分と照らし合わせたり、
自分の心のフィルターを通して聞いてしまいます。
そうすると、人の本当の悩みはどこにあるのか、違った感じに聞いてしまったり、
大事なことを聞き落したりする可能性が不安なんですけど、どうでしょうか?
佐藤先生:
そうね。そのために訓練してるんです。
オウム返しって、もっと言うなら「鏡返し」と言ってもいい。
相手が言ってることをキャッチして、そのまんまお返しする。
そのための訓練なんです。
相手が言ったことを黙って聞いて、そのまま何も言わないと、
自分なりの理解で勝手に相手のことを評価して、勝手にそう思い込んじゃったりする。
そうならないための訓練を何回もやってるわけです。
「今、Nさんは、こういうふうにおっしゃいましたよね。
『自分のフィルターをどうしても通すんで、どうしても不安なんですけど、
相手を正しく聞けないんですけど』そうおっしゃいましたよね」とお返しする。
そうすると、「ああ、分かってくれた」と思うでしょう?
そういうことです。
それを、「フィルターを通すって、何で分からないんだろうな」とか、
いろんな余計なことを考えちゃってね。
それは自分のフィルターを通してる。
とにかく相手はそう思ってるんだから、それをそのまんま。
だから、自分をここまで全部入れないんです。
ここに置いておくんです、相手の言ってることを。
相手の言ってることを、ここでとどめるんです。
そして、そのまんま返す。
「今、こういうことをおっしゃったのは、こういうことですね」
そこに当然評価とか、そういうものは入れない。