1434.プラスの心とマイナスの心は同時に出ない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者成功と幸福を呼ぶ言葉より
真っ暗な部屋に入って、その暗闇をなくそうとしたら、どうしたらよいのでしょう。

答えは簡単です。

電灯を点ければよいのです。

暗闇をどこかに捨てることはできませんが、光を当てれば、光は暗闇に打ち克ちます。

人間の心もこれと同じなのです。

一人の人に対して、尊敬しながら軽蔑するなどということはできません。

悩みと希望は同居できないのです。

いろいろなことで悩んでいる時には、その悩みに目を向けていても、なかなか解決できません。

そうではなく、わくわくするような夢を持ち、明るく前向きな気持ちになることです。

夢を持ち、目標を明確にすれば、明るく積極的な気持ちになり、悩みと考えていたことが克服する試練と感じ、困難をゲーム化して対処できるのです。

また、感謝と恨みとは同居できません。

人を恨んだり、嫉妬する心は、人生にとって本当に有害なものです。

他人と接する時に、相手の素晴らしい面に目を向けているのか、欠点に注意を払っているのか、人生という単位で考えると、大きな差が出ます。

他人に対して「ありがとうございます」という感謝の気持ちを持てば、その瞬間に、恨みは消えるのです。

人生において、感謝は人間を大きくする栄養であり、恨みは人間形成の障害になる害虫です。

積極的な心と消極的な心も同居できません。

積極的な心で行動している時には、消極的な心はないのです。

消極的に、引っ込み思案で、物事を後回しにしていると、そこには積極はないのです。

このようにプラスとマイナスの心は同居できないのです。

暗闇やマイナスに目を向けて、それを排除しようと試みても、ほとんど無駄な努力に終わります。

いかに光を放つか、プラスで満たすかということに、焦点を当てれば、自然と暗闇やマイナスは消えていくのです。

私たちの心構えも、明確な夢を持って、明るく前向きに、積極的に、光りで満たしてしまうのです。

そうすれば、悩みや、嫉妬や、消極的な心が入り込む隙間がなくなるのです。

暗い心も、心構えで全て明るくなれるのです。

明るい心構えが自分自身を照らし、周りの人々を照らし、運命を照らし、未来を照らすのです。