写真はホテルのロビーに飾っていた雛飾りです。とても華やかで見ていて気持ちが良いです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
真我の鏡返し」を言葉で実践する場合には、
どのように進めていけばよいのでしょうか?
人の実態は、真我そのものということですので、真我を別の言葉で表現すると、
「愛、光、完璧、感謝、喜び、完全、無限、ひとつ、大調和、永遠、….」だとすれば、
これが、人の実態ということになります。
人は誰しもが、
「愛そのもの、光そのもの、完全で完璧であり、感謝そのもの、喜びそのもの、
ひとつでありすでに大調和していて、無限で、永遠の存在である」ということです。
でも、そう思っていない、実感していない、自覚していないために、
その自分が現れてきていない状況になっているのです。
真我が現れるのを邪魔しているものが、
偽我=過去の記憶だということは、承知のとおりです。
ちょうど真我が太陽だとすれば、偽我は雲に例えられます。
真っ黒な雨雲に覆われ土砂降りになっていても、
雲の上には常にサンサンと太陽が照っています。
今自分がいかなる状況にあろうとも、
たとえ最悪と思われることに身をおいているとしても、
常に自分は真我=太陽そのものであるということです。
「ありのままの自分」というのは、偽我でなく、真我のままの自分という意味です。
そこで、真っ暗な闇の中にいると思っている相談者に、
「あなたは、太陽ですね」と返していくうちに、
その雨雲が晴れてきて、太陽の光が差し込んでくる感じです。
すると、やがて、雨雲がきれいになくなって、太陽いっぱいになっていくのです。
まず、カウンセラー自身が、太陽として存在することは重要ですが、
この場合、相談者をカウンセラーの太陽の光で照らすというのではなく、
相談者の中にある太陽を、
カウンセラーが映し出すということが最も大事なところなのです。
あえて「救う」という表現をすれば、カウンセラーが相談者を救うのではなく、
相談者自らが、自分で自分を救うということです。
ノーベル賞に輝いた山中教授のips細胞は、自分の細胞で自分を修復するといいます。
この自分で自分を修復することを持って、
心のドクター佐藤康行先生は、このカウンセリングをipsの心版とも言われます。
その観点からですと実は、救う人、救われる人がいないということなのです。