2591.心のゴミ出し

真我日記

写真はチューリップです。お花の綺麗な季節になりましたね。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

 

【講話1】

心の力の偉大さが分かったと思います。

 

真我の偉大さが分かってきたと思います。

 

皆さんの人生そのものであり、あなたの心の中にあるものがあなたの人生として現れてくるわけです。

 

あなたの心の中にあるものが、あなたのいろんな出会いとかいろんな別れとか、

いろんな環境とか、そういうものを作っているということも分かってきたと思います。

 

あなたの身を通して分かってくる世界です。

 

ですから、いかに心をきれいにするか、磨いていくかということを大昔から、

みんなやりたくて、お経を唱えたり、座禅瞑想したり、いろいろしてるわけです。

 

いかに心をきれいに大掃除をするか。

 

心が汚れてたら汚れたような人生を展開していきます。

 

この世のあらゆるものは、この心の現れ。

 

仏教の言葉に三界唯心という言葉がある。

 

それは、この世のある全ての出来事は心の現れであるということです。

 

そのためにも心を磨いていくことが大事です。

 

その中の一つを、皆さん自身にも使ってもいいですし、皆さんが相談に乗ってあげる人にも、

どうしてもいろんな心を抱えてる人に、これを使えたらいいと。

 

「ゴミ出し言霊」というのがあります。

 

 

【ゴミ出し言霊】の使い方

何か心に詰まっているものがあるとしたら、出せば消えるという話をしました。

 

これを1人で読んで、自分の中にある心のわだかまりだとか引っかかりだとかを、

吐き出していただきたいと思います。

 

このゴミ出し言霊、一番下に、1番2番3番と書いてあります。

 

○○は父、母、夫、妻、子供、自分、その他あなたの周囲の人たちの名前を1人に絞って、

その1人の名前を叫ぶ。

 

1番は、父母だったら、「お父さん、辛かったんだよ。お母さん、悲しかったんだよ。

お父さん、苦しかったんだよ。お母さん、分かってほしかったんだよ」と言う。

 

そう言ってるうちに、あなたがもしかしたら解決したと思った心も、

またそこで出しながら、さらにきれいに吐き出していく作業になることもあります。

 

で、ある程度やったら、今度は2番をやって、「お父さん、ごめんなさい。お母さん、ごめんなさい」。

もし引っかかってる人がいたら、妻でも夫でも他の人でもいいんですよ。

 

で、3番、「ありがとうございます、ありがとうございます」って呼びながらやります。

本当にその時の心になってやるんです。

その状況になりきって。

 

 

【ゴミだし言霊の解説】

皆さんが誰かの相談に乗ってあげたり、なかなか言いたくないとか言えないとか、

何かが詰まってる人が、たぶんあなたの周りにもいるだろうし。

 

そういう人に自分で「ゴミ出し言霊」を読ませてから行うと、案外出やすくなります。

 

1番2番3番って、この順番はどういうことかというと、これは心の順番だと思ってください。

 

あなたの中に、この3番のもっと奥に真我があると思ってください。

 

真我である全てと一つであるという心がある。

 

その上に、いろいろわだかまりがあったりするわけです。

 

順番は、例えばそういうわだかまりだとかトラウマとか業がある。

 

それを全部吐き出した時に、例えば石があるとするね。

 

石の上に汚いものがついてた。

 

でもその裏は金がついてると思ってください。

 

それを出してるうちに、後ろに金がついてたみたいなもんです。

 

ですから、まず1番の前に、もっともっときついわだかまりを持ったら、思いっきり悪口を言ってもいいです。

 

「あのばか野郎!」と言ったっていいんです。

 

思いっきり言ってから、だんだん「辛かったんだよ」「苦しかったんだよ」「悲しかったんだよ」と言ってる、あなたの中に本音としてあるわけです。

 

それを出してるうちに、それがコロッひっくり返ってくるわけです。

 

ひっくり返ってくるっていうのは、間もなく一番汚いものの中から、

 

その奥に金が、もう全てを愛してるあなたの心があるわけです。

 

ひっくり返る時に、「あ、違ってた」と思う瞬間があるんです。

 

自分の間違いだった。

 

思い過ごしだったとかね。

 

その時に、「ごめんなさい」って言葉が出てきて当然だよね。

 

私は勘違いしてたんだと。

 

そうしたら、「ごめんなさい」というふうになってくる。

 

さらにひっくり返ると、「もう金しかなかった、愛しかなかった」ってなったら、

「ありがとうございます、ありがとうございます」ってなるわけです。

 

そして、真我に目覚めていく。

 

こういう順番です。

 

心の順番です。

 

 

こういうのを、あなたが使ってもいいし、誰かにコピーして、

相談に来た人に、「これ、ちょっと読んでごらん」って、何回も何回もやっていって、

やってるうちに、なかなかパッと感じない人がいたとしても、

何回も魂を込めて言ってもらううちに、何か中にあるものが出てくる可能性があります。

 

そういうことで、ぜひ使っていただきたいと思います。

 

 

 

佐藤先生のこのワークには、専用の用紙があります。

それを使いながら、進めていくと分かりやすいです。

 

また、ここには、注意しておくと良いことがいくつかあります。

 

この「ゴミだし」はとても効果があります。

言葉に出すことで、人には言えなかった思いを吐き出すことで、

スッキリしたり軽くなったりすることも多いです。

 

ただ、反対に抑えていた思いが溢れ出て、自分で収集が付かなくなる場合があります。

途中で終ると、逆に重くなったり、イライラしたり、

怒りや不安でいっぱいのゴミだしのままになってしまう危険性も含んでいます。

 

これは、紙に書きだすゴミだしの場合も同様ですが、一人で行う場合には、

ある程度スッキリしたらそこで終了し、すぐに何らかの行動へ移すことがお勧めです。

 

カウンセラーが相談者に行う場合には、その後必ず、心が元気になるような方向へ導くことがポイントです。

各種ワークでも良いですし、カウンセリングによる真我の鏡返しでも良いでしょう。

 

カウンセリングが終了する際には、必ず、相談者が明るく希望が持てているように全体の時間を考慮して臨みましょう。