写真は焼鳥弁当です。焼き加減が絶妙で鶏肉が美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。
一方で、西洋医学では、数量化できるもの、理論的に証明できるものだけを採用する傾向があることは、竹本医師の言葉でも明らかです。
これは、ある意味仕方のないことでもあるでしょう。
人命、人体という大切なものを扱う時に、いい加減なことはできないからです。
やってみて、これはだめだったというわけにはいかないからです。
そのように発展してきた西洋医学でも、現実の医療現場では、必ずしも、1+1=2といかない場面を、多くの医師が経験しています。現代医学だけでは立ち行かない場面が、現実にあるのです。
いくら医師が手を尽くしても、命を救うことができない場合があります。
「医療」のなかには、患者の病を治癒させることのほかに、安らかに天寿を全うさせることも含まれるでしょう。
末期のがんでとても助からないという状況の人に、治療を施して治癒を目指すことはもちろん喜ばしいことですし、誰もが望むことです。
しかし、どうしても抗えない命の終わりはあります。
その局面では、残された命の時間は短くとも、その人の命の尊厳に気づいてもらうことが大事なのではないでしょうか。
現在では、終末医療や緩和医療というものがありますが、それにももう一歩踏み込んだ施策が望まれます。
命がこの世から消えるという恐怖や絶望は、本人以外には想像もつかないものであるでしょう。
その恐怖や絶望はどこから来るのか、それを医療従事者側がしっかりと理解し、患者の命を、医療従事者の命から発する言動で救うことができたら、医療の未来は明らかに変わっていくでしょう。
また、精神疾患も、人は何でできているかという命の観点から捉えていったときに、適切な処方ができます。
なぜ、精神疾患を患うのか、その原因は何なのか、そこが明らかになれば手の施し方が分かるわけです。
時代は、すでに要請しています。
人間としてのよりよいあり方を求めています。
それは、医療とは切っても切れない命題なのです。