写真は豚丼です。あっさりした味で美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【人生の優先順位を明確にする 2】
救急車が来て、あなたは病院へ運ばれます。
取引先と大切な約束があろうが、奥さんに結婚記念日のプレゼントを買わねばならなくても、あなたは病院でおとなしく治療を受けなければならないでしょう。
この状況を想像してみて下さい。
あなたの考える優先順位は、それでも変わりませんか。
もっと究極の状況を想像してみましょう。
あなたは今、病院のベッドの上で、臨終を迎えようとしています。
ベッドの周りでは、あなたの家族が固唾を飲んであなたを見守っています。
医者ももはや打つ手なしとばかりに、枕元に立ち尽くしています。
さて、この状況では、あなたの優先順位は今と変わりませんか。いかがでしょうか。
人は死ぬとき、あの世には何一つ持っていくことができません。
金も土地も財産も、そして愛する家族も何もかも、すべておいていかなければなりません。
それは、厳然たる真実です。
今、現在の生き方をしていて、あなたは死ぬときに後悔しませんか。
もし明日死ぬとわかったら、あなたはどういう行動をとるでしょうか。
できる限りの想像力を働かせて考えてみてください。
もし明日死ぬとしても後悔しないような生き方こそ、本来の人間の生き方なのです。
臨終のときに「こんなはずじゃなかった」と思っても、もう遅いのです。
死の地点から見つめたとき、あなたにとって最優先すべきことは何ですか。
それを明確にすることです。
それが明確になれば、余計なものとともに、ニセモノのあなたを捨てられます。
価値観をリセットするのです。
そして余計なものは捨てましょう。
あなたは何も持たずに生まれてきて、何も持たずに死んでいきます。
究極的にはあなたは丸裸なのです。
「我々はどこから来たのか。我々は何者なのか。我々はどこに行くのか」
これは、フランスの画家、ポール・ゴーギャンがその畢生(一生の、生涯の意)の大作に与えたタイトルです。
この生の根源に対する問いに、答えることなしに生きることは、自己欺瞞ではないでしょうか。
(『捨てる生き方』ハギジン出版)
いかがでしょうか?
人生の優先順位は何でしょうか?
一刻も早くそれを発見することが重要です。