1190.イライラしているから運か逃げる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

イライラしている人は、
運を逃します。

イライラするというのは、
まわりの物事に対して
イライラしているようですが、

実は、
自分自身に対して
イライラしているのです。

他人に
イライラしているのも、

その他人と付き合う自分に
イライラしているのです。

他人の問題も
自分の問題なのです。

自分の目に映る出来事は、

自分の心というフィルムが
映し出したものなのです。

映画の画面を
変えようと思って、

スクリーンをいじっても、
画面は変わりません。

しかし、
フィルムを変えると、
画面は変わります。

まわりの状況で
イライラするのは、

自分自身が
イライラしているからです。

決断がつかず、
グズグズしている自分に
イライラしているのです。

自分のやるべきことを、

迷わず
どんどんやっていったら、
イライラしないのです。

相手にする人を
間違っている可能性もあります。

マラソンで、
トップを走れる人が、

一番遅い人に合わせたら、
イライラします。

早く走れる人は、
どんどん前を
走って行けばいいのです。

そうすれば、
遅い人に
イライラしなくなります。

自分より前を走っている人を
相手にすればいいのです。

そうしたら、
イライラしなくなります。

相手にする人を
間違えてはいけないのです。

また、
最近の若い人は、

「キレやすい」と
言われています。

理由もないのに、

いつも
イライラしているのです。

それは、
一言で言うと、

愛が
不足しているからなのです。

ちゃんとした愛を
受けていないのです。

愛を
受けていないし、

愛を
出していないからです。

そういう人は、
内にこもることが多くなります。

もしくは逆に、
外に出て
異常な行動を起こします。

自分で自分を守るのに
精一杯なのです。

そういう人にとって
必要なことは、

まず
熱中するものを見つけることです。

彼らには、
熱中できるものがないのです。

自分が夢中になれるものを
探し出せれば、

イライラすることなど
なくなるのです。

以前レストランチェーンを
経営していた時、

かなりのワルだった少年が、
アルバイトで入って来たことが
ありました。

彼は
いつも何かにイライラして、

人と
ぶつかってばかりいました。

そんな彼は
ボクシングをやっていたのですが、

私は、彼に

徹底的に
ボクシングで強くなる方法を
教えました。

そうしたら、
彼は
ものすごく真剣に取り組みました。

ひたすら熱中していました。

そして、
メキメキと腕を上げて、

見事に
日本チャンピオンにまでなりました。

気がついたら、
人間的にも
大変成長していました。

そして、
とてもいい顔になりました。

人は熱中するものがあれば、
イライラしなくなるのです。

運は、一つのことに
熱中している人のもとに寄ってくる。