写真はハンバーグステーキです。厚揚げとの相性もバッチリでした。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【満月のアプローチ】
昨日の佐藤先生の講話では、うつ病と診断された方を、うつ病と見るのではなく、
何も病などない完全な存在として見るということなのです。
ここのところが、あまりにも逆転発想的であり、大変奇抜なアプローチに感じると同時に、
とてもシンプルなところが、分かるようで、分からないといわれる部分かも知れません。
特に、理屈でも理解できていて、確かに自分の深いところでも実感があるにも関わらず、
目の前にうつ病で苦しんでいる人が現れると、
どうしてもその状態に目がいき、病を認めてしまう方向へと流されてしまいがちです。
病を見て、何とか治してあげたいと思ってしまうのです。
佐藤先生は、こういう状態の人を目の前にしたとき、うつ病を一切相手にしません。
三日月を、相手にしないのです。
ないものは、ないから、相手にしようがない。
相手にしないというのは、本人が「うつ病なんです」と言われた場合に、
「あなたはうつ病ではありませんよ」と直接伝えるという意味ではありません。
相手の状況や状態に応じて、
「そうですか、うつ病と診断されたんですね。」
「何かきっかけになることなど、心あたりありますか?」と返していく場合もあれば、
「ああ、なるほど、そういうふうに思ってらっしゃるんですね」など、
様々な返しをされます。
つまり、相手が思うことや考え、言葉に出す内容などについて、
言葉や心の鏡返しをごく普通に行ないます。
相手は、否定されたり、言い合いにならないので、
安心して言いたいことを言える環境が整うのです。
相手は、「自分のことをわかってもらえた」と感じられるのです。
しかし、このスタート時点から、一貫して、
たとえ相手が何を言っても、どんなに悪態をついても、
どんな状態であっても、言葉の鏡返し、心の鏡返しをしつつも、
一切振り回されることはなく、
常に完全、完璧な生命(いのち)の法則そのものであるその人しか、見ていないのです。
まさに、満月しか見ていないということです。
もっと正確に表現するならば、
「満月にしか見えない」わけです。
すると、どういうことが起こるのでしょうか?
続きは、また明日。