2034.満月理論4

真我日記

 

写真はハンバーグステーキです。厚揚げとの相性もバッチリでした。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【満月のアプローチ】

昨日の佐藤先生の講話では、うつ病と診断された方を、うつ病と見るのではなく、

 

何も病などない完全な存在として見るということなのです。

 

ここのところが、あまりにも逆転発想的であり、大変奇抜なアプローチに感じると同時に、

 

とてもシンプルなところが、分かるようで、分からないといわれる部分かも知れません。

 

特に、理屈でも理解できていて、確かに自分の深いところでも実感があるにも関わらず、

 

目の前にうつ病で苦しんでいる人が現れると、

 

どうしてもその状態に目がいき、病を認めてしまう方向へと流されてしまいがちです。

 

病を見て、何とか治してあげたいと思ってしまうのです。

 

佐藤先生は、こういう状態の人を目の前にしたとき、うつ病を一切相手にしません。

 

三日月を、相手にしないのです。

 

ないものは、ないから、相手にしようがない。

 

相手にしないというのは、本人が「うつ病なんです」と言われた場合に、

 

「あなたはうつ病ではありませんよ」と直接伝えるという意味ではありません。

 

相手の状況や状態に応じて、

 

「そうですか、うつ病と診断されたんですね。」

 

「何かきっかけになることなど、心あたりありますか?」と返していく場合もあれば、

 

「ああ、なるほど、そういうふうに思ってらっしゃるんですね」など、

 

様々な返しをされます。

 

つまり、相手が思うことや考え、言葉に出す内容などについて、

 

言葉や心の鏡返しをごく普通に行ないます。

 

相手は、否定されたり、言い合いにならないので、

 

安心して言いたいことを言える環境が整うのです。

 

相手は、「自分のことをわかってもらえた」と感じられるのです。

 

しかし、このスタート時点から、一貫して、

 

たとえ相手が何を言っても、どんなに悪態をついても、

 

どんな状態であっても、言葉の鏡返し、心の鏡返しをしつつも、

 

一切振り回されることはなく、

 

常に完全、完璧な生命(いのち)の法則そのものであるその人しか、見ていないのです。

 

まさに、満月しか見ていないということです。

 

もっと正確に表現するならば、

 

「満月にしか見えない」わけです。

 

すると、どういうことが起こるのでしょうか?

 

続きは、また明日。