981.固定的実体

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「固定的実体~人間の姿は、 ある固定化された倍率だけの世界」

についてです。

目で人間を見るとき、

普通は私たちの普段知っている

肉体の人間が見えます。

しかし、もし何万倍率も見える

顕微鏡のような目を持っていたら、

普段の肉体としての

人間の姿には見えないでしょう。

仮に細胞まで見える

倍率の目があったら、

人間でなく細胞として見えます。

原子が見える目があったら、

原子が見えます。

しかし、どの倍率で見ても、

その人間の事実であることに

変わりはありません。

つまり私たちが見ている人間の姿は、

ある固定化された倍率だけの世界、

その人のレベルでみたものであって、

そのものの実態ではないのです。

事実は無限にあるのです。