写真は豚汁です。ヘビーローテーションに入っていますが,しっかり美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
研修生:
カウンセラー研修受講直後に、ある方から電話があって、私の話を聞きたいと言われたんです。
チャンスかと思って話を受けて、1時間かけてわざわざ私のところに来ていただいて。
私は聞かせていただこうという気持ちがあるんですが、相手の方は私の話を聞きたいと言われたんです。
そのような場合はどうすればいいのか迷って。
相手の方が何を聞きたいのか聞いてみまして。
何点か言われて。以前、私の体験談を聞かれて、私の話の中のこういった部分を詳しく聞きたいと。
で、私の体験談を交えながら相手の方の話を聞こうという姿勢で3時間たった後に、ご自分で「答えが見えてきました」と言われて帰られたんです。
後日、その方が苦しんでるという噂を聞きました。
私の行動に間違いがあったのかと反省したんです。
その時はよかったと帰られたけど、後日苦しんでたということで、どこかまずかったのかなと思うのですが。
佐藤先生:
まず一つは、「苦しんでますよ」ということは気にしない方がいい。
なぜかというと、人間が苦しむってのは、この次元この次元で苦しむのか。
もしかしたら、レベルアップした苦しみかもしれませんから。
「苦しんだ」とか、そういう言葉に振り回されないほうがいいです。
もっと高いレベルになって苦しむってのがあるわけ。
まずそれが一つね。
要するに、カウンセリングってのは、「相手のことを分かってあげよう、相手のことを聞こう」ということのあれですよね。
今、「あなたの言うことを私はもっと聞きたいんだ」と言われたときには、どうですか?
皆さん。それについて。
要するに、あなたも全部そうです。
相手に関心を持つというのは、実は自分に関心があるんです。
相手のいい話を聞いて、自分自身がいい気づき、いい学びを得たいという自分のために相手に関心がある。
だから、同じなんです。
「相手の話を聞いてあげよう、理解してあげよう」というのと、目的はこれもど真ん中なんです。
決して「相手の話を聞く」とか、「自分の話を聞いてもらう」とか、そういうものにとらわれない。
人間は常に自分に関心があるということです。
相手の話が自分に関心あることと合致してたら、もっといろんなことを聞かせてほしいだけなんです。
あまり「聞く」とか「話す」とか、そこにこだわりすぎない。
常に相手は自分に関心があるということです、いかなる場合も。
自分に関心があって、自分のことを分かってくれる人を認めれるという習性があるわけです。
自分を認めてくれる人を認めるという習性がある。
だから、「分かってあげよう」というのは、認めてくれているということなんです。
相手の話を聞いて理解したいというのも自分を認めたいから。
もっと自分の能力を発揮したいから。
もっと幸せになりたいから。
そのために、相手の話を、素晴らしい人の話だったらもっと聞きたいと思うわけです。
あまり「話す」とか「聞く」ことだけに振り回されないことです。
続きはまた明日。