写真は筑前煮です。椎茸たっぷりで美味しかったですよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【質疑応答2】
研修生:
真我のオウム返しをするときには、言葉のオウム返しをしてもいいってことですか?
佐藤先生:
そうですよ。
相手は真我そのものだから、「素晴らしいですね」って、むしろ、カウンセラーがそこに感激するぐらいにね。
相手にできたら尊敬の念を持ってやれるようにする。
相手がどんなに暗いことを言ってても尊敬の念を皆さん、持てますか?
本当に真我のことを分かったらできるんですよ、皆さん。
皆さん、逆の立場を思ってください。
あなたが落ち込んで相談してるのに、カウンセラーが、自分のこの落ち込んでるみじめな姿を尊敬してくれてるんですよ。
どう思います?
あなただったらどうですか?
嬉しいねえ。
逆にその人を尊敬しちゃうでしょう?
それをやれっていうの。
素晴らしい人でしょう?
簡単なようで難しいかもしれない。
でも、これができたら、すごいですよ、皆さん。
そういう人にあこがれたりしないですか?
みんな同じ意見でしょ。
それをやりましょうって言ってるんです。
普通はみじめな格好を見せたら、「あ、この人は私より下だ」とかって、見下ろすようなイメージでしょう?
そんな人に相談しに行きたいですか? 皆さん。
行きたくないでしょう?
分かってきました?
大事なところだから。
私が言わんとする、ものすごく大事なところだから、皆さんは間違えちゃ駄目です。
「罪を憎んで人を憎まず」って言葉があるでしょう?
言うならば、それと同じです。
相手の本体は素晴らしいんです。
でも、相手は人間だから、いろいろ間違ったり苦しんだりしてるわけです。
でも、その間違ったり苦しんでるところを見ない。
相手の本体である真我だけを見る。
それに対して答えてあげれるようにする。
そうしたら、自然と、人間ってのはね、心ってのは、「認めたものは現れる」って言葉があるんです。
その自分を認められたら、ハッと気がついたら、その自分が出てるんです。
相手はこんな悩み多き苦しんでる人だったら、こちらも決めつけ、本人も決めつけたら、相談すればするほど落ち込む。
言えば言うほど量が増えるんです、悩みが。
「そうねえ。そんな苦しいの。大変だねえ。うーん。そうだね。あなたの性格から来るんだね」なんとか言ってさ。
「そうね。親が問題なのね」って。
でも、暗にそういう感じなんですよ、皆さん。
それでうまくいくわけがないじゃないですか。