1974.目から鱗の質疑応答2

真我日記

写真は筑前煮です。椎茸たっぷりで美味しかったですよ。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質疑応答2】

 

研修生:

真我のオウム返しをするときには、言葉のオウム返しをしてもいいってことですか?

 

 

佐藤先生:

そうですよ。

 

相手は真我そのものだから、「素晴らしいですね」って、むしろ、カウンセラーがそこに感激するぐらいにね。

 

相手にできたら尊敬の念を持ってやれるようにする。

 

相手がどんなに暗いことを言ってても尊敬の念を皆さん、持てますか?

 

本当に真我のことを分かったらできるんですよ、皆さん。

 

皆さん、逆の立場を思ってください。

 

あなたが落ち込んで相談してるのに、カウンセラーが、自分のこの落ち込んでるみじめな姿を尊敬してくれてるんですよ。

 

どう思います?

 

あなただったらどうですか?

 

嬉しいねえ。

 

逆にその人を尊敬しちゃうでしょう?

 

それをやれっていうの。

 

素晴らしい人でしょう?

 

簡単なようで難しいかもしれない。

 

でも、これができたら、すごいですよ、皆さん。

 

そういう人にあこがれたりしないですか?

 

みんな同じ意見でしょ。

 

それをやりましょうって言ってるんです。

 

普通はみじめな格好を見せたら、「あ、この人は私より下だ」とかって、見下ろすようなイメージでしょう?

 

そんな人に相談しに行きたいですか? 皆さん。

 

行きたくないでしょう?

 

分かってきました?

 

大事なところだから。

 

私が言わんとする、ものすごく大事なところだから、皆さんは間違えちゃ駄目です。

 

「罪を憎んで人を憎まず」って言葉があるでしょう?

 

言うならば、それと同じです。

 

相手の本体は素晴らしいんです。

 

でも、相手は人間だから、いろいろ間違ったり苦しんだりしてるわけです。

 

でも、その間違ったり苦しんでるところを見ない。

 

相手の本体である真我だけを見る。

 

それに対して答えてあげれるようにする。

 

そうしたら、自然と、人間ってのはね、心ってのは、「認めたものは現れる」って言葉があるんです。

 

その自分を認められたら、ハッと気がついたら、その自分が出てるんです。

 

相手はこんな悩み多き苦しんでる人だったら、こちらも決めつけ、本人も決めつけたら、相談すればするほど落ち込む。

 

言えば言うほど量が増えるんです、悩みが。

 

「そうねえ。そんな苦しいの。大変だねえ。うーん。そうだね。あなたの性格から来るんだね」なんとか言ってさ。

 

「そうね。親が問題なのね」って。

 

でも、暗にそういう感じなんですよ、皆さん。

 

それでうまくいくわけがないじゃないですか。