1973.目から鱗の質疑応答

真我日記

 

写真は白菜のクリームスープです。冬はスープで温まりますね。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質疑応答1】

 

研修生:

「真我のオウム返しをしてください」っていう時に、「言わなきゃ」と思ってしまうんですけど。

 

 

佐藤先生:

オウム返しだから、「言わなきゃ」って、その人の話をオウム返しするだけです。

 

 

研修生:

今まで、「真我のオウム返しをしてください」ってなったら、こっちが頑張ってオウム返しして、相手の方によみがえってもらうために言うっていうように解釈したんですけど。

 

 

佐藤先生:

そうじゃないんです。

 

それだと自分が主役なんです。

 

相手が主役なんです。

 

だから、相手が言ってることを、「こういうことなんですか?」と返すんであって、「言わなきゃ、言わなきゃ」というのは自分の思いなんです。

 

それは自分の思いなんです。

 

 

 

研修生:ああー。

 

 

 

佐藤先生:

似て非なるものなんです。分かりますか?

 

今言ったエネルギーの感じ、分かるでしょ?

 

「言わなきゃ、言わなきゃ。よみがえらせなきゃ」ってのは、自分のことなんです。

 

よみがえるのは本人であって、自分じゃない。

 

だから、「よみがえらせる」ということ自体も、それは欲なんです。

 

相手は真我そのものだから、真我しかないんだから、真我を気づかせるオウム返しをするだけです。

 

私がなんで「真我のオウム返し」って、「真我」という言葉にこだわるかっていうと、人間は事実真我だから、その事実でやるだけです。

 

そこに偉いも何もないわけです。

 

「よみがえらせてやろう」。

 

私の方便で言いますけど、本当はそれじゃないんです。

 

「よみがえらせてやる」って、もうその瞬間に自分が上に立ってるんです。

 

「この人は落ち込んでる」って決めつけてる。

 

そうでしょ?

 

だから、それは似て非なるものなんです。

 

相手は真我そのものだから、落ち込んでなんかいないんです、本当は。

 

落ち込んでると思い込んでるだけなんです。

 

そういう心を前提でやると、話し方が違ってくるじゃないですか。

 

すごく大事なところです。

 

分からな人は分かるまで聞いてください。

 

分かるように話します。