1724.素直が一番

真我日記

写真はピーマンの肉詰めです。味付け控えめでヘルシーで好評でした。
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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書たった二日でまんまるより
素直というのは、字の通りそのまま”素の心”と読みます。素の心とは、魂の心をそのまま出すことを言います。

類は類を呼ぶように、素直な心というのは、相手の中に眠っている素直な心を呼び覚ますことができるのです。

ですから、素直な心で物事を行っている人は常に明るい心でいられますし、作戦のいらない世界で生きていけるのです。

言い換えれば、素直な心で生きるということは、宇宙のシステムの中で生きていくということなのです。

素直な人とは、黒いものは黒い、赤いものは赤い、白いものは白いと、ありのままを真っ直ぐに見られる目をもっている人なのです。 また、素直な人は、物事を理解するのに時間がかかりません。

頑固な人は、物事の素の状態を自分の考えに変えてしまいますから、本質が見えなくなるのです。

だから、いろいろな意味で混乱する可能性があるのです。素直な人は、混乱しているものを真っ直ぐにし、糸を解きほぐしていくことができますから、常に物事の真実、真理からはずれることがありません。

したがって、素直な人は人の言葉に迎合したり振り回されたりすることがないのです。素直というのは、そこに自分の感情が加わらない世界です。

もし、誰かに暴言を吐かれ、けなされたとしても、それが真実の場合もありますから、「なるほど、そういうふうに私を見る人もいるのか」と受け止め、なぜそう言われたのかを考え、それを良い方向に改善していくことに全力投球することができるのですが、素直でない人は、感情的になって腹を立て、自分に教えてくれる意見を悪いこととして受け止めたまま終わらせてしまいますから、せっかくの成長するチャンスを自分で潰してしまうのです。

このように、素直な人は、何事も自分を成長させるための栄養や財産として、プラスに受け止めることができるのですが、素直でない人は、自分で自分の成長を止めてしまうような、マイナス的な受け止め方しかできないのです。

素直とは、常に何があっても人に迎合することだと思う人がいるかも知れませんが、そうではありません。本当の素直とは、物事の真理がわかる心のことを言うのです。

我々が生きていくためには心構えとして大切なことがいろいろありますが、中でも素直な心は一番先に来なければなりません。

素直に感謝する、素直に愛する、素直に反省する、素直にやる気を出す、というように。素直というのはすべての入り口なのです。

人間は、歳をとるほど自分の過去の固定観念に縛られ、人を色眼鏡で見ることが多くなってきますから、いつでも素直になれるように心がけて生きていくことが大切なのです。