1722.誰もが愛の塊

真我日記

写真はウインナーのポテトグラタンです。チーズが濃厚で食べ応えがありました。

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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書たった二日でまんまるより
私たちの心の一番深い所に、黄金があると思ってください。そして、その上にちょうどゴミが乗っていて、その上にふたをしていると考えてみてください。ふたをするというのは、私たちが頭で考えることです。

では、なぜゴミにふたをするのでしょうか。

みなさんが、会社で文句があった時に、いいたいことを何でもいえるでしょうか。給料を貰っているから、多分いいたいことも抑えると思います。それがふたをするということ、いい換えれば、頭でコントロールをするということです。

いいたいけれどいわないようにしています。上司に何でもいいたいことをいっていたら、減給されるかもしれないし、クビになるかもしれません。

しかし、その分、酒場に行ってうっぷんを晴らしてしまいます。そうやってゴミを出しているのです。

しかし、なぜ私たちは愚痴や不満を言ったり、妬んだり恨んだりするのでしょうか。

それは、みんな人は、愛されたい、認められたい、わかって欲しいからです。最初から愛され、認められ、わかってもらっていれば、酒場で発散しなくても済むのです。

一番深い所にある黄金が出てくる時に、ゴミも一緒に出てきます。それを好転反応と言います。ゴミが出切った時に、黄金が出てくると捉えてください。ゴミが出てくるのは治る前兆です。ですから、出るものはすべて出すのです。

役員付きの運転手をしている多野倉喜美男さん(57・仮名)は、長い間、自己否定の思いにかられていました。そして、愛を強く求め、愛について考え勉強してきました。聖書も全部読みました。

また、自己啓発の通信講座も一年間続けました。それでも、何も得るところがありませんでした。

そんな彼が、私の所に相談に訪ねて来ました。彼の心の奥を掘り下げていくと、今まで長年ふたをしてしまい込んでいたゴミが出てきました。

それは、お父さんに対する“いくらまじめにやっても、家族を幸せにしてやれなかったじゃないか”という思いでした。長い間閉じ込めてきたその思いが、一気に浮き上がってきたのです。

その思いが沸き出てきて間もなく、彼は自分の中にある黄金、満月の大きな愛に気づくことができたのです。

「突然、両親からいただいた“命”を実感したのです。涙がポロポロ出てきました。恥ずかしいも何もない、感謝の涙でした。ただただ涙が溢れてきたのです。

『あった!私にも愛があった』という感動に襲われました。自分にも愛や優しさがあるはずなのに、自分の行動を省みると、そこには愛が感じられませんでした。

でも、間違っていたのですね。私にも愛があることを気づかされました。お陰様で本当にすっきりとして気が楽になりました。

父親を責める気持ちが、ありがとうという感謝の気持ちへすっかり変わりました。早く両親に会いに行って、この気持ちを伝えたいです!」

その後、彼に大きな変化が生まれました。

以前は人間関係を避けていたのですが、こだわりがなくなったら、誰とでも楽に話せるようになりました。まわりの人も笑顔で彼に接してくれるようになり、おまけにチップまで頂くようになったのです。

「今までは笑顔がなかったみたいですね。いつも眉間にしわが寄って、怖い顔をしていましたよ。家の中は、とげのある言葉が飛び交い、とてもぎすぎすしたものでした。

収入の面でも家族に迷惑をかけて苦労させてきました。だからこれからは、本当に家族の愛に応えていきます。私は本当の自分に出会えたおかげで本当に救われました」

彼は、優しく自信に満ちた表情で、私に明るく話してくれました。