佐藤先生の言葉をお伝えします。著者「悩み解決明快答」より
あなたの胸から胃のあたりに、ズシンとおもぉ~くのしかかる異様な感覚。
「ふぅ~っ…」
息が詰まる重みに耐えかねて、ため息を吐き出してみる。
それでも消えないこの厄介なシロモノ。
多かれ少なかれほとんどの人が心に抱えているソレ。
そう、心に重きもの、おまえの名は『悩み』。
まだまだ終わらない山積みの仕事。
「ああ、また上司に叱られる…」
わずらわしい職場の人間関係。
いっこうに改善されない夫婦の問題。
考えるだけで胃がキリキリするお金の問題。
あれも心配、これも不安。
ああ、もうグッチャグチャに絡んだ糸みたいに『悩み』がこんがらがってくる。
「なんで私っていつもいつも悩んでばかりなの!?」
悩んだ自分にまた悩んで、自己嫌悪…
「ああもうっ、この『悩み』、誰か消してくれ~…!!」
おまかせください。もう大丈夫です。
そんなあなたの切なる願いに私がおこたえしましょう。
このブログは読むだけでスカッと『悩み』を消し去る特効薬です。
実は、あなたの『悩み』はすべて、あなた自身の心によって解決できます。
なぜなら、あなたの中には、『悩み』を解決する力が隠れているからです。
あなたは、あなたの『悩み』を解決する力を持っている。
しかし、あなたは、その力を十分に発揮できていない。
ただそれだけなのです。
人間の中には、自分自身の『悩み』を解決する力がもともと備わっている。
これは、私が長年、さまざまな人のさまざまな『悩み』の相談にのってきたなかで得た一つの結論です。
だから、安心してください。
あなたの『悩み』も絶対に解決します。
このブログではいろいろな「悩み解決の法則」をご紹介します。
それらの法則は、すべてあなたの中に眠るこの「悩み解決力」を前提に作られています。
あなたの『悩み』は、あなた自身の心の力で解決してしまうのが一番良い方法です。
それが早くてしかも確実だからです。
悩みの解決には二種類あります。
「物理的な解決」と「心の解決」です。
たとえば、ミカンが欲しいとします。
でも手元にはリンゴしかない。
このとき二つの選択肢があります。
一つ目の選択肢は、「どうしてもミカンが食べたい」と店に行ってミカンを探して買う。
これが「物理的な解決」です。
二つ目の選択肢は、手元のリンゴを食べてみる。
すると、リンゴも悪くないことに気づく。
「あれっ、ミカンもいいけどリンゴもなかなかおいしいね」
これが「心の解決」です。
「物理的な解決」は多少時間がかかります。
問題にとりかかる時点と、実際に解決する時点とのあいだに時間差があるのです。
それに対して、「心」というものには時間がありません。
ですから「心」が変わった瞬間に『悩み』は解決してしまいます。
それから、「物理的な解決」をしようとすると、「こうならなければならない」とか「こうでなければ幸せになれない」といった固定観念を、自分に植えつけてしまいがちです。
それに対して「心の解決」は、形にこだわりません。
その『悩み』を、どう受け止めるか、どう感じ取れるか、ということに尽きるからです。
さらに、「物理的な解決」では、「過去」は解決できません。
「未来」もどうなるかわかりません。
仮に一時的に解決したように見えても、またすぐに不安がやってきます。
他方、「心の解決」は現在に状況に対する『悩み』に対応できるのはもちろんのこと、過去に起きたことについての『悩み』にも、そして、未来に対する『悩み』にも、すべてに対応できます。
あなたの「過去」も「現在」も「未来」も、すべての時間の『悩み』をぜんぶ解決できるのです。
「心の解決」なら、もう二度と不安はやってこないようにすることが可能です。
また、「物理的な解決」は、周囲の状況に直接手をつけなければなりません。
周囲の人からの多少の反発や衝突は覚悟しなければいけません。
それに対して「心の解決」は、自分以外の他人のこと、周りに起きるすべてのことに直接手を下さなくても自然に解決できます。
反発や衝突はありません。
あなたの「心」の変化があなたの「行動」の変化に反映し、無理なくすべてが変わっていくからです。
もちろん、
「あの上司がこう変わってくれたら…」とか、
「お金がこれだけなければ…」とか、
「うちの主人がこう変わってくれたら…」
というような思いはあなたの中にあるかもしれません。
でも、はじめから周囲の環境や状況に変わってもらうというのはイバラの道です。
そうではなく、まずあなたが変わる。
そのことによって、周囲が変わる。
そして『悩み』が自然に解決する。
それが「心の解決」です。
私は今まで15万人以上のありとあらゆる『悩み』を抱えた人の問題解決をお手伝いしてきました。
その経験の中で、『悩み』を解決する「明快答」を発見してきました。
「お金」の悩み。
「仕事」の悩み。
「職場の人間関係」の悩み
「夫婦」の悩み。
「子ども」の悩み。
「恋愛」の悩み。
「性格」の悩み。
「身体」の悩み。
「人生全般」の悩み。
当然、『悩み』は人の数だけあるでしょう。
しかし、どんな悩みも、それを解決する「明快答」は同じです。
『悩み解決』の方法を、次の構成でまとめました。
「悩み」を整理
↓
「心」を変える
↓
「言葉」を変える
↓
「行動」を変える
↓
「喜び」に変える
この構成は、今まさにあなたが、目の前の『悩み』を解決していく手順に対応しています。
まず準備として、『悩み』を整理する。
次にあなたの「心」を変える。
これは「心の解決」ということです。
さらにあなたの「言葉」を変え「行動」を変える。
これは「心」の変化を「言葉」や「行動」の変化へとつなげる方法。
または「言葉」や「行動」を変えることで「心」の変化をうながす方法です。
最後はあなたの「心」「言葉」「行動」すべてを変えて、「喜び」にあふれた人生にしていく段階です。
つまり、内容はこうです。
簡単で不変の「法則」によって、あなたの「心」「言葉」「行動」を変える。
それによって、あなたの『悩み』を解決する。
これが「物理的な解決」とは逆の解決、「心の解決」です。
そして、「心」「言葉」「行動」すべてが変わることによって、あなたの人生は、『悩み』なしの「喜び」いっぱいの人生にシフトします。
この流れの軸となるのが、悩み解決の「法則」です。
私はこれをあらゆる『悩み』の解決に対応できるようにまとめて、あなたに大公開します。
断言します。
この法則をフル活用すれば、この世で解決できない問題はありません。
過去の問題であろうが、世界の問題であろうが、ぜんぶ解決できる。
そして、もっと大きな人生単位での問題も、全部解決できる。
それが、私の「明快答」なのです。
ハッキリ言って究極です。
ハッタリではありません。
本書でご紹介する「明快答」たちは、膨大な数の実証例をベースとして、まとめたものです。
すべて、私が20年間にわたって、あらゆる『悩み解決』のお手伝いをさせていただいてきた中で最終的にたどりついた結論なのです。
これは、単なる自己暗示の世界とは違います。
本当はそう思えないのに、無理やりよい方向にとらえようとするプラス思考ともまったく違います。
まったく似て非なるものです。
単なる気休めでもありません。
気休めよりも、物理的にこそ変化したほうが良いとお思いでしょう。
そりゃそうです。
私がこれからお伝えすることは気休めとは、ぜんぜん違います。
結論から言えば、「物理的な解決」と「心の解決」、両方とも可能です。
なぜか。
私たちの現実を作り出す原因は、ぜんぶ自分自身の「心」だからです。
ですから、物理的なものの原因である「心」の状態が変われば、その結果として物理的にも変化するのです。
つまり、物心両面で解決できます。
たとえば、貧乏で悩んでいる場合、「金持ちになる」というのが「物理的な解決」。
「たとえ貧乏であっても今、ここで幸せである」というのが「心の解決」。
この二つがある場合、あなたはどちらを選びますか?
できれば両方がいいですよね。
OKです。
「物理的な解決」と「心の解決」両方やりましょう。
ただし、優先順位は「心の解決」が先です。
もしも「物理的な解決」を優先的に目指すと、それには時間がかかりますから解決するまでの間はツライ状態です。
また、一時的に解決しても、その『悩み』つくった原因の心がそのままなので、すぐに元にもどってしまいます。
たとえば「貧乏発想」の人は常に「貧乏状態」を引き寄せてしまうのです。いわゆる「類は友を呼ぶ法則」です。
逆に「心の解決」を優先すれば、まず心の状態がよくなって、「物理的な解決」は、自然にあとからついてきます。
「豊かな発想」の人は、その瞬間「豊かな心」になれます。
そして、その「豊かな心」が、本当の「物理的な豊かさ」も自然に引き寄せてしまうのです。
あなたが、「将来幸せになる」ことが約束されていても「今は不幸」だったらどうですか。
もっと言うと、人間は明日なんてわかりません。
たとえどれくらいの期間でも、あなたが、幸せで喜びいっぱいで毎日を生きられたら、それは素晴らしいことです。
今を犠牲にして未来のためにすべてを賭けるというのは、決して合理的な生き方ではありません。
「今も幸せ」で「未来も幸せ」、これが本当に合理的な生き方です。
今も未来も両方幸せにできます。
あなたはそれを望んでいるはずです。
目の前の『悩み』をスカッとサッパリ解決して、「今日」も、「明日」も、「来週」も、「来月」も、生涯ずっと、悩みなしの、幸せで豊かな人生を送る。
それが、もっとも合理的な究極の生き方なのです。
さあ、それをやりましょう。