1372.怖いものがなくなる物の見方

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生き方教室より
宇宙意識で物を見る時は、行き着く所がどこであるかが重要である。

歩いている一歩がどうであるかは、あまり問題ではないのだ。

人類が滅亡するといった類の予言がある。確かにそれは信憑性があると思う。その単位で世界中の人たちはいろいろなことを考えなければいけないのである。

今、このことを人類が本気になって考えなければ、恐竜のように滅亡してしまう可能性があるのだ。

しかし、もっと大きな観点でいうならば、人類が滅亡しても、宇宙から見たらどうってことはないのである。

恐竜が滅亡して、人類が誕生しただけである。

それは、一つの法則であって、宇宙から見ればどちらでもいいことなのだ。

しかし、人間から物事を見ると、人類滅亡というのは大変なことである。

例えば、ある宗教関係者などは、神の怒りをかったから人類が滅亡するのだと説いている。神をどうやって怒らせるのでしょうか。

そのような言い分は全部、人間から見たものであって、人間が勝手に論じているだけのことなのだ。

世紀末の混乱や人類滅亡は、神の怒りなのではなく、宇宙の法則どおりになっているだけなのだ。

人類が滅亡しても、全然別の生命が生まれるかもしれないのである。何億年単位で物事を見たときに、全く別の見方が出てくる可能性があるのだ。

環境を汚染したり、戦争を起こしたりして滅亡の危機に瀕すれば、困るのは人類である。それをあたかも、神が困っているなどと話をすり替えては駄目だということである。

だとしたら、本当の法則に目覚めて、自分たちが生き続けるための方法を見いだしていくことに目を向けることが大切なのである。