1231.自分が与えられているものを理解し生命を最大限に活かす

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

これからは人間社会、人間同士の関係という観点からも大事なことになってくると思います。

そして、それを理解するための根底には我々人間同士は総て繋がっているということをまず自覚しなければなりません。

それをそれぞれ個別の独立したものだと思うから、俺のもの、お前のものと区別したり、取ったり、奪ったり、言った、言わないということになるのです。

人間には親指があり、小指があり、それぞれの指があります。

そして、それぞれに用途があるのです。

しかし、元というか根っこは同じではないかというように考えていかなければなりません。

だからを親指が小指のことを悪く願って、悪い方向に向けていくと自分も同じ目に合ってしまうのです。

そういうことは大袈裟なものではなく、日常生活の中でも同じことです。

周りの人たちを悪く願うと自分も悪くなってしまうのです。

人が良くなってくれればと願えば、最初に自分が良くなるのです。

人も自分も潜在意識の我々の心の中では、総て区別がつかないのです。

だから、与えるのと受け取るのと同じなのです。

生物は成人の5倍生きれると言われています。

人間は25歳で成人になると言われています。

その5倍であるから125歳まで生きる能力があるはずですが、人間は早く死ねます。

何故なら、人間だけは悩んだり、苦しんだり、いろいろと考えるから、心の調和を乱しているのです。

寿命というのは天が与えてくれた他力です。

そして自力でそのことを理解し、少しでも長生きできるように自分の体の使い方を理解しなければいけないのです。

それにはつくってくれた創造主を理解しなければなりません。

どういうことでつくってくれたのかということを理解しなければならないのです。

個性というのは我々の力ではない他力なのです。

それを理解して、自分にとって一番良い仕事、合った仕事を選んでいくことを自力でやり、開拓していかなければならないのです。

結論から言うと、他力と自力の融合とはどういうものかというと、自分が既に与えられているものを理解して、それに沿って自力を出していくということです。

そして、それは宇宙全体と個の融合、調和、愛、大自然の法則とも言うことができます。

有限と無限の融合、宿命と運命の融合、みんな同じような意味ですが、持って生まれたもの、即ち宿命を最高に開花させるために運命を運転しなければならないのです。

それはある面からは心の活用の仕方でもあります。

心を周りと融合しやすいように、調和しやすいようにするためには、明るく、前向きに、夢を持って、目標をもって、積極的に、プロ思考で、愛と感謝の気持ち、素直な心、勇気を持ってというようにいろいろな言葉で表すことができます。

もっと大きくいうなら、神様、仏様、大自然と我々との融合です。

いろいろな考え方があると思います。

最終的には頂上は同じでも登り方はいろいろなのです。

説明の仕方が違ったり、伝え方が違ったり、また受け止め方が変わったりすることがあります。

人を通じたり、話している側と受け取る側が同じとは限らないからです。