1186.人間関係にこだわり過ぎていないか

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

世の中は総て、
人間関係で成り立っているとも
言えます。

人間関係が良くなければ、

当然、運もお金も
その人のところにはやってきません。

もしあなたが、
人間関係が
うまくいっていないとしたら、

それはなぜでしょうか。

それは、
あなたが好きとか嫌いという感情に
振り回されているからです。

好き嫌いというのは、
あなた自身の自分を守る気持ちから
来ているのです。

被害者意識が強いのです。

自分のことしか
考えていないのです。

やるべきことに
集中していないからです。

全然
焦点がズレているのです。

やるべきことに集中していないと、
人間関係で
トラブルばかり起こします。

あなたが
サッカーの選手だとします。

時には同じチームの中に、
嫌いな人がいるかもしれません。

その時に、
好きか嫌いかを優先するのか、

チームの勝利を
優先するのかによって、

全然行動が違ってくるのです。

「あいつは嫌いだから、
パスを出さない」と言っていたら、
絶対に人は認めません。

好き嫌いを超越し、
チームの勝利のために
一丸となった時に、

人間関係も変わるのです。

今まで嫌いだと思っていた人が、
大事な時に
ゴールを決めてくれたり、

本当に
いい仕事をしてくれた時、

その人に対する思いが
変わることがあるのです。

何をやらなければいけないかを自覚し、

プロに
徹することなのです。

好きとか嫌いというのは、
人間ですからどうしてもあります。

しかし、
自分の使命や役割に徹した時、

好きとか嫌いを
超越できるのです。

時には、
嫌いな人ほど、
力になってくれる場合もあります。

こっぴどく叱られたら、
あなたはその人のことを
嫌いになるかもしれません。

しかし、
実は、そういう人が、

一番あなたのことを
応援している場合があるのです。

あなたがピンチの時に、

その人が真っ先に飛んで来て
あなたを助けてくれたら、

その人に対する思いは
変わるでしょう。

人間関係をもっと深い意味で
捉えられるようにするのです。

そのことによって、
結果として、

人間関係が良くなることは
たくさんあるのです。

ですから、あまり
人間関係にこだわらないことです。

社会で必要とされる人というのは、

仕事ができる人と、
人間関係がうまい人です。

この二つは、
どちらが大事かと言えば、
同じくらい大事なのです。

仕事ができても
人間関係が下手な人がいると、

チームワークが良くないから、
伝達がスムーズにいかなかったり、
力が分散してしまいます。

人間関係が悪いと、

それだけで、
能力がないのと同じなのです。

折角能力があっても、
そのパワーが減退するのです。

仕事ができるのと、
人間関係がうまいのとは、

車の両輪なのです。

人間関係を
良くしようと思うのならば、

人間関係そのものに
あまりこだわらず、

やるべきことに
集中することなのです。

そのことによって、
結果的に調和が生まれてくるのです。

自分の役割に徹した時、
人間関係にも調和が生まれ、
運も向いてくるのです。