1185.運が良くなるには勇気が必要

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

運が良くなるためには、
勇気も必要です。

勇気を持てないでいるのは、

過去の失敗を
引きずっているからです。

その中でも、

親から
「お前はダメな子だ」とか
「お前には無理だ」と
言われたために、

勇気が
持てなくなってしまっていることが
一番多いのです。

勇気を
持てるようになるためには、

小さなことでもいいから、

昨日まで
できなかったことを、

今日
一つやってみることです。

リハビリだと思って、

一個一個
やってみることです。

それを
365日やったら、

365個
新しいことをできたことになります。

実は、

私自身、
ものすごく勇気がなかったのです。

引っ込み思案で、
恥ずかしがり屋で、
照れ屋で、
赤面症だったのです。

人前で
話ができませんでした。

高校生の時、
好きな彼女がいました。

しかし、その彼女を
ずっと後ろから眺めているだけで、

全く声を掛けることが
できませんでした。

何とか声を掛けようと
思えば思うほど、

身動きが
できなくなってしまいました。

結局、2年間、

一言も
声を掛けられませんでした。

そして、
ある同級生が
パッと彼女に近寄ってきて、

スッとその彼女を
持って行ってしまいました。

「何だ、簡単じゃないか」と
思いました。

どうみても、

彼女は
その彼よりも私の方に
気があったはずなのに、

パッと近寄って行った彼の方に
なびいていったのです。

その時に、

いかに
勇気というのが大事かと
思い知らされました。

布団にもぐって泣きました。

こっちは
2年も思っているのに、

向こうは
たったの一言です。

私はまさに
劣等感の塊だったのです。

それを、

一枚一枚
ベールを剥ぐように、

昨日できなかったことを
今日やってみよう、

ということを
繰り返しているうちに、

今みたいに
自由自在になってしまったのです。

今では、
何百人の前で話をするのも、
全然何ともありません。

ですから、

みなさんも
一歩一歩やってみてください。

「できない」ということは
課題ですから、

それが、

必ずできるようになると
信じれば、

逆に
それが楽しみになるのです。

できないことが
可能性になるから、

それだけで
夢でいっぱいになるのです。

成長しない人というのは、

できることだけしか
やっていない人です。

成長する人は、

できないことを
今日もう一歩やってみる実践の人です。

私は、若い時、

腕立て伏せを
30回くらいしかできませんでした。

ある時から、

一日一回だけ
増やすようにしました。

30回が31回になって、
次の日には32回になりました。

毎日そうやって
増やしているうちに、

とうとう、300回も
できるようになりました。

勇気を持てるようになるには、

昨日までできなかったことに、

一歩一歩
挑戦していくことなのです。

勇気と自信のある人の所に、
運も舞い込んでくるのです。