1136.病気の原因を書き出す

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「病気を治したかったら」

についてです。

もしあなたがいま病気と闘っていて、

その病気を

何とか治したいと思うのならば、

次のようなことをお薦めします。

ノートに、

「なぜ自分は病気になったのか」

その原因を書いていくんです。

病気になったのは、

何か必ず原因があるはずです。

その原因と思われるものを、

百項目でも、

千項目でも書き出していくんです。

延々と

書き続けていったらいいんです。

(これが原因に違いない)と

いうのが出てきても、

一晩寝たらまた違った原因が

思い浮かぶかもしれません。

ですから、

(こんなところだろう…)と

勝手に自分で決めないで、

毎日何ページも書き続けるんです。

入院していたら入院している間中、

書き続けてください。

例えば「一日十項目」とか、

「一日一ページ」というように

自分でノルマを作って、

何が何でも書き出していきましょう。

もしその作業に行き詰まって、

なかなか出てこなくなったら、

身内の人や

友人に聞いてみてください。

何かヒントが生まれるかもしれません。

また、

その原因は自分だけでなく、

親や他人にあるかもしれません。

(親のせいにしちゃ

いけないんじゃないか…)とか、

余計なことは考える必要はありません。

とにかくどんなことでも、

浮かんだら、

遠慮せず書いていきましょう。

その代わり、

そのノートは誰にも見られないように

秘密のノートにしておいてください。

出てきたことに対して、

イチイチ反省をする必要はありません。

反省をすると暗くなってしまって、

暗い心にやられてしまう可能性が

あります。

なぜ病気になったか、

そのことだけを

ただ書いていればいいんです。

これは

事実をただ見ていく作業なんです。

そして、

出し尽くして、

(本当に病気の原因は

これなんだろうか?)と

検証していくんです。

それをやり続けていると、

思いもよらない原因に

突き当たるかもしれません。

ひょっとしたら、

その作業をやっているだけで

病気はいつのまにか

消えていくかもしれません。