1159.奪い合いから与え合いに変わる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

本当の自分を知ったら、

本当の自分は
愛そのものだから、

今まで奪おうとしていたのが、

今度は与えようという心に変わります。

人々に自分の中の愛そのもの、

光そのものを与えて行こうという心に
なっていきます。

自分自身が人々に与えようという心に
なっていくと、

今度は、
まわりからどんどん歓迎されるように
なっていきます。

人から奪おう、

無理やりにでも
自分の商品を買ってもらおうという
世界から、

与えようという世界に
変わってしまいます。

今までとは全く反対にあります。

乞食が路上で、

ただ黙って座って
お金を恵んでもらっています。

お坊さんも
托鉢をして回っています。

じっとして
お金をもらうという意味では、

一見両方とも
同じように見えますよね。

だけど、
目的は全然正反対なのです。

乞食は
自分の生活のためにお金をもらう。

でも、

お坊さんは
自分の生活のためにやっているわけじゃ
ないのです。

お坊さんの托鉢は、

なるべく豊かじゃない人のところに
行くんです。

そして、

口には出さないけど、

「あなたは
人に与えたり奉仕したりする
そういう慈悲の心がないから、
豊かになれないんですよ」と、

暗に
教育をしているんです。

だから、

お坊さんの托鉢は
乞食とは正反対なのです。