1203.一番心の奥にある真我とは

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

『真我』とは?

では、どうすれはいいのでしょうか?

スイッチひとつで天井の電気をつけ、

一瞬で暗闇を消す方法は

あるのでしょうか…

その、

“業・カルマ”の、そのまた奥、

“心の三層構造”の一番奥に

『真我』(しんが)という心が

あります。

『真我』、真(まこと)の我(われ)、

つまり

「ほんとうの自分」、

「真実の自分」の事です。

『真我』は

「宇宙意識」と言ってもいい、

「内なる神意識」と言ってもいい。

「内なる仏」でも「愛そのもの」でも

「実相」でも「光そのもの」でもいい。

完璧で完全なる素晴らしい意識が

あなたの心に、

そして

どんな人の心の奥にも

すでに存在しているのです。

『捨てる哲学』は、

まさに頭の部分、

つまり

観念を捨て、

過去の記憶、業やカルマを捨て、

そして

その奥にある、

捨てようの無い無限の素晴らしい心、

この『真我』に出逢うことが

究極の結論なのです。

インプットではなく、

この心の深奥にすでにある『真我』を

引き出す。

つまり、

アウトプットするのです。

丁度、

温泉や石油をボーリングして

掘り進め掘り当てるが如く、

真我を引き出すのです。

この、

『真我』があなたの心の奥から

湧き出でると、

一瞬で全身に、

「愛そのもの」

「喜びそのもの」

「感謝そのもの」といった、

言葉の表現を遥かに凌駕する素晴らしい

“ほんとうの自分の心”で

全身の細胞が満たされるのです。

先の“業・カルマ”を闇に例えたら、

まさに

上から電気をつけたら、

『真我』という光が

一瞬で闇を光に変えます。

例え、

昨日できた暗闇だろうが、

一億年前からある暗闇であろうが、

光を当てたら

闇は一瞬で消えるのです。

そしてまさに、

光そのものの心が細胞に影響を与え、

あなたの眠っていた

OFF状態の遺伝子が、

ONになり、

全身の細胞が蘇ります。

その

「愛そのもの」

「喜びそのもの」

「感謝そのもの」といっていい、

または

「プラスそのもの」の心が

直接『脳』に湧きあがるのです。

その素晴らしい『真我』の心が

言葉となり、

顔つきとなり、

行動となり、

そして最強の運命となって

跳ね返ってくるのです。

「プラスそのもの」の心が

常に湧きあがっている人が、

プラス思考を

学ぶ必要はないのです。

プラスに思えないから

プラスを学ぼうとするのです。

しかし、

プラス思考も

積極思考も

愛も感謝も、

もともと

私たちは知っているのです。

もともとある自分に

戻るだけなのです。

気付くだけなのです。

もともと在るものを

学ぶのではなく、

出すだけでいいのです。

「人は神そのものである」という教えは

たくさんありますが、

それを頭で理解しても、

それはニセモノの悟りです。

実際に

「神そのもの」を体感して

初めて神の自覚へ至り、

本当の悟りと言えるのです。