1190.好きな人に告白できない人へ

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「好きな異性に告白できない」

についてです。

「好きな男性に

自分の思いを伝えられないんです」

と言う女性がいました。

彼女は以前、

思いを秘めていた男性に

振られた苦い経験があって、

それ以来男性に思いを伝えるのが

恐怖になっていました。

「ずっと黙っていても仕方がないから、

当たって砕けろでいくしかないと

思うんですけど…」

彼女は、結局は

そうするしかないと考えていました。

でも私はそういうやり方には

実は賛成できないのです。

急激に「好きです!」って

告白したりしない方がいいです。

なぜかと言うと、

いきなり告白をしてしまうと、

相手にYESかNOかどちらかを

迫ることになって、

プレッシャーをかけてしまうからです。

それは良くないんです。

相手に

プレッシャーをかけないことです。

そうではなくて、

まず食事に誘ってみるとか、

映画を観に行くとか、

そんな軽いところから

始めた方がいいんです。

ちょっと洒落たレストランとか

面白いお店を調べておくんです。

映画でもいいです。

話題の映画とか、

観たい映画を調べておくんです。

そして、

「一人でちょっと行きづらいから

一緒に行ってくれない」

って誘えばいいんです。

そうしたら、

例え「行けないんだ」って

断られたとしても、

そんなには

ダメージはないはずです。

最初からいきなり告白してしまうと、

振られた時に

もろにダメージを被ってしまいます。

人間の心と言うのは、

段々変わっていきます。

最初はそんなに好きじゃなくても、

一緒に食事に行ったり、

話したりしているうちに、

「この子いい子だな…」と

変わっていくものです。

営業にしたって、

急に「買ってください」なんて

言ったら、

お客さんは

やっぱり引いてしまうでしょう。

徐々に徐々に、

軽い方から上げていく方が

スムーズに契約まで辿り着けます。

中には、

そうやって男性に

徐々に近づいて行くことに罪の意識を

感じる真面目な女性もいます。

でも、

どちらにしても近づかないことには

わからないのですから、

近づいてみるしかありません。

近づく前から

悩んだって意味がありません。

実際に食事をしたり、

デートをしてみたら、

想像していたのと

全然違ったということだらけです。

だから、

一人でゴチャゴチャ考えていないで、

とにかく近づいて行くしかありません。

そのように、

過去にこっぴどく

意中の人に振られた経験があると、

それがトラウマになって怖くて

なかなか好きな相手に告白できない

と言う人もいます。

そういう場合は、

場数をこなしていって

打たれ強くなるというのも一つです。

十回も振られたらもう慣れてしまって

何ともなくなります。

私はもともと口下手で、

引っ込み思案で、

好きな彼女がいても

何年も声をかけられない性格でした。

だから、

それが悔しくて悔しくて、

逆に

人にぶつかる仕事をやろうと思って、

敢えて一番向かない

セールスの世界に飛び込んだのです。

そうして場数をこなして

そんな性格を克服していったのです。

ですから、

自分の性格は

変えることはできます。

私でも

こんなに変われたんですから。

言えない苦しみからみると、

言ってしまって

苦しむ方がまだいいんです。

それに、

告白して上手く行ったら、

もちろんそれはいいけれども、

仮に上手く行かなかったとしても、

それも上手く行ったのと同じです。

なぜかと言うと、

早く結論が出るからです。

結論が早く出れば、

さっさと諦めて

もっといい人を探すことができます。

もしいつまでも告白しないでいたら、

相手には全くその気がないのに

一人で悶々としているだけで、

その間

時間の無駄になってしまいます。

だから、

上手く行っても行かなくても

成功なんです。

もっと軽やかに行きましょう。