1113.相手に話して気づいてもらう

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

だんだんだんだん蘇ってきて元気になってくるような事なんです。

そういう訓練です。

聞くようにしてやるんです。

あくまでも本人にゆだねる訳です。

もしかしたら真剣なんじゃないでしょうかと、真剣なんですねって言ってしまうと失礼ですよね、人の心に決めつけてしまうのは。

「もしかしたら私はそういう風に感じたんですけどどうでしょうか」

「どう思いますか」って相手にゆだねて相手に言わせるんです。

そうしたら相手の心はどうかだけで、カウンセラーの心はどうでもいい訳です。

カウンセラーの評価もどうでもいい訳です。

本人が自分で自分の中でやっていた時に起きるドラマです。

自分の中に起きるドラマ。

鏡を見た時にあー汚い顔してるなとか本人の中のドラマなんです。

いい男だないい女だなとか本人の中のドラマです。

今認めていると断言してしまうと本人が身も蓋もない訳です。

「もしかしたらもう認めていらっしゃるんじゃないでしょううか」とか、もしかしたらとかね。

本人が気付くように向けていくここに付ける言葉が一杯ありますからそこね。

「もしかしたもうそこに充分認めていらっしゃるような気がしたんですけどどうでしょうか」ってあくまでも本人に答えは言わせるんです。

感じた内容があっているか間違っているかが問題じゃなくて、感じる事が問題なんです。

だって自分の問題だから、自分はその相手に何一つしてあげれないでしょ。

感じたって意味がないですよね。

その感じる事自体が問題なんです。

もし問題があるとしたら、あくまでも相手が出したものに対してどうなのかどうなんですよっていう事をオウム返しをするだけです。

あなたの顔を見て私はこう感じましたってじゃ鏡に成りきれてないですよね。

ですよね、そういう事です。

今ので分かったでしょ?

相手は自分の顔見ているだけなんだから、鏡はこんな顔写すなっていうのは正しくない。

鏡に成りきる事です。

そういうんだったら、そのまま「どう思っていらっしゃいますか」って聞けばいいんです。

ご自分が、ご自分が「どう思っていらっしゃいますか」でいいんです。

何かをいってやろうと思ってしまうから言えなくなってしまうんです。

あくまでも言うのは向こうですから、教えて貰うのはカウンセラーですから。

カウンセラーが何かを教えようとか、何かを伝えようとか、何かを感じさせようなんて思う必要ない。

カウンセラーはあくまでも相手が、相手の言っている事でカウンセラーが生徒で相談者が先生になればいい訳です。

自分の問題だから自分しか分からないですよ。

カウンセラーなんか何一つ分かんないですから。

分からなくていい訳です。

「あーそういう事ですか、その事に関してどうお思いですか」ってこう返すんですよ。

ご自身はどう思っていらっしゃいますかって返す。

さっきも話ている内に自分で解決していったでしょう。

それでいい訳ですよ。

「あーなるほど、そういう事だったんですね」って聞けばいい。

「あーそうですね、あーそういう事だったんですね」って聞けばいい訳。

今はほんの僅か何分からいいけど、これが30分とか1時間とかやるかも知れないですからね。

一人とね、一人と1時間くらいやったら相当本人が気付きますよ。

とにかく聞く事なんです。

「今その問題はご自身はどう思っていらっしゃいますか」って聞けばいいんです。

そうしたら等々と言うと思いますよ。

あーなるほど、「そこの所はどうなんですか」って常に本人に言わせる。

多分皆さん喋ろう喋ろうと思っていますが、耳で聞こう聞こう耳には心の耳と真我の耳があると思って下さい。

なるべく本人に結論を出させるようにしたんです。

本人が自分で問題を言って自分で答えを出させるようにする。

聞いてオウム返し「そこの所はどう思っていらっしゃるんですか」本人が自分で問題をいって自分で答えを出させる。

聞いてオウム返しです。