1114.相手を理解しようという姿勢

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

言ってる内にだんだんだんだん、そこまで一人の人の話を聞いてくれる人はそういないから。

よっぽど興味あれば別だけど、そうでなければ特に悩み事なんて1時間も聞いている人なんてまずいないですから。

だから聞いてくれる人がいたらもの凄く貴重な訳です。

その聞き方が、もの凄くいい聞き方だったらどんどんどんどん調子にのってきて全く閃きがどんどん出てくる可能性がある。

思いもよらぬ閃きがぱっぱぱっぱ出てくる。

特に相手が充分しっかりしてる人だったら、人に解決策を求めてない可能性がある訳です。

だからちゃんと聞いてくれて上手くやってくれる人がいたら、中々そういう人はいないですから、それだけで全然違います。

出せば消えるという心の法則がある訳です。

出している内に消えていく。

それが、相手がそれに対してこういう事は理解してくれてると分かってくれた瞬間に消えていきます。

それで心が相当楽になります。

慌てないでゆっくりやりましょう。

とにかくもう一回言いますけど、相手が言った事を返すんですよ。

自分が言いたくなる気持ちは重々わかります。

相手が言った事をそのまま返すだけなんです。

そして本人に気付いて貰うだけなんです。

よろしいですか、はい。

それほど相手の話を聞き返すっていうのは簡単じゃないんです。

普段日常やっているから簡単だと皆思い込んるんです。

簡単じゃないんです。

喋りたくてしょうがないんです皆。

でも喋れないと私なんか上手く出来ないのかなと思ってしまう。

喋らなくていいって言ってるのに。

相手が相手に返していくだけで返しもしないで頷いているだけでも全然違うんですよ。

それだけでも、全然相手は30分1時間話を聞いてたら相当相手は楽になりますよ。

ただ頷いて聞いてるだけで。

自分でいうのもなんですが私そういうの我慢強かったです若い時、もう相手の話3時間でも5時間でも頷いて聞いてましたから。

びっくりされましたよ。

お婆ちゃんとかお爺ちゃん大変なんですよ。

色んな事しゃべり出したら4,5時間こんと頷きながら聞いてます。

それだけでも大ファンになってくれます。

だってそんな人いないでしょ、途中でいなくなるけど。

それ程聞く力っていうのは凄いんです。

よろしいですね。

尚且つ今やっているのは、ただ聞くだけじゃなくて相手の事を理解しようという姿勢です。

理解なんて出来ないでしょ、本当の人生は。

理解は出来ないんだけど、理解しよう、こういう事おっしゃったという合図を送る訳です。

そうしたら相手はもっとしゃべりたくなる話したくなるでしょ。

そうこうしている内に心がどんどん楽になっていって、もうそこでそうとう救われてくる訳です。

もう皆さんが本当に上達したら、ものの1時間か2時間やっていると鬱病の人も目がだんだんと輝いてくるはずですよ。

それ毎日やったら殆ど治ってしまう可能性があります。

よろしいでしょうか。

そういう心のドアっていうのは外開きだと思って、外開き。

観音開きっていうでしょこちらからこう押して開く訳です。

人の話をただ聞いてたら、ドアを閉めたまま聞いた振りできるんです。

でも何か話す時には、ドアを開けなければ心を開かないです。

話出来ない訳です。

だから相手に話をさせるっていう事はもの凄く大事な訳です。

話をしている内に心が開いてくるんです。

開いてくる内に相手に何を求めているのか、何を悩んでいるのか、分かってくるという事です。

そういう効果がある訳です。

あこういう事を悩んでいらっしゃるんだなと。

悩みを人に打ち明けるようになったらあなたは相当信頼されたっていう事なんです。