1037.大調和のまったく新しい世界

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「頭と真我の違い

~大調和のまったく新しい世界」

についてです。

私たちは頭で考えて、

言葉を使い、行動します。

頭で考える世界は、

その人の価値観の世界であって、

人それぞれ違います。

自分の損得勘定や、

過去の出来事の影響、

あるいは学習してきたことなどが、

自分の言動につながります。

そしてそれは、

こうなったらよいというように

自分に都合のよい結果を

求めてしまって、

その結果が自分の思いと違うと

落胆したり、

その出来事を未来にまで

引きずることにもなります。

たとえば、自社の利益だけを考えて

シナリオを作って行動しても、

顧客とトラブルになりかねません。

一方が良くても、

一方はよくない不調和の世界です。

考えて誘導すると、

このようなことが起こる可能性が高い。

では、真我の世界は

どのようになるかというと、

結果が先なのです。

真我の発想は、

このような場合はこれという

決まった答えはありません。

その瞬間に、

過去にも未来にも捉われない、

最適な方法が出てくるのです。

自社の利益も確保しつつ、最大限、

今目の前にいる顧客の利益にも貢献する

という知恵やアイデアや言動が、

その時に出てくるのです。

それは、あらかじめ用意したもの

では間に合いません。

今、その瞬間に最適なものが現れます。

そして、その結果の意味は

後からわかってきます。

これでよかった、

これはこういう意味だったのだと、

頭で理解できるのです。

自分も相手も生かすことのできる、

大調和のまったく新しい世界なのです。