1022.全体と個の融合

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「全体と個の融合Ⅰ

【融合意識と分離意識】」

についてです。

私たちは、親と子、夫と妻、

あなたと私というように、

分離をして考えます。

しかし、本当は、

もともとひとつなのです。

分離して考えると、

そこには損得の意識や、

優越の意識が芽生えてしまい、

そこから悩みや苦しみが

発生してしまうことになります。

子は親から生まれて、

親の遺伝子を明らかに

引き継いでいるわけだから、

遺伝子のつながりとして

ひとつとも言えます。

命のバトンを引き継いで、

一本の線の上を走者を変えて

走っているのです。

夫と妻は、先祖の魂を

後世につなぐ伝達者であり、

引いては

人類の命をつないでいくための

役割を担っています。

あなたも私も、

そのように同じ背景を与えられて、

この世に生まれてきて、

また役目を果たしていくのです。

そのように命という

観点に焦点を当てると、

全体と個の融合が

私たちの生きる指針

であることに至ります。

分離しているように見える個は

全体の一部であり、

全体はその意識を

個という役割によって

成り立たせているのです。

個の意識が分離に向けば

全体は不調和になり、

逆に融合に向けば

自然に調和が訪れます。