佐藤康行の言葉をお伝えします。
私は25年以上前から「心の学校」の運営にあたり、これまでに約15万人の受講生が「本当の自分」を発見してきました。
本当の自分とは、呼び方を変えれば「真我」であり、これは文字通り「真(まこと)我(われ)」を指します。
真我を開発するプログラムでは、一貫して「人間には本来、悩みも苦しみもいっさい存在しない」ことを体感・体得・体現することを目的としてきました。
地球上のすべての命を創造した大いなる宇宙の意志は、完全完璧です。
その宇宙の意志が、私たち一人ひとりのなかにも宿っています。
なぜなら、人間は例外なく宇宙の一部であり、一人残らず「真我」そのものだからです。
私たち人間は、宇宙に浮かぶ地球という惑星の住人です。
そして、私たちは宇宙を構成する一部でもあります。
どんなにハッピーな状態でも、あるいはつらい状態でも、宇宙の視点からみればあなたはそのままで完全完璧な存在。
この宇宙に「良い」「悪い」といった評価はありません。
物事がうまくいかずに落ち込んでいたとしても、その現象自体には「良い」も「悪い」もないため、自分の存在価値を見失う必要などまったくないのです。
大事なのは、あなたの心。「どうせ私なんかうまくいかない」と思い込んでしまえば、うまくいくものもいかなくなるでしょう。
宇宙では、常に調和をはかろうとする力がはたらいています。
起こった出来事は「良い」も「悪い」もない、あなたの心の状態が現実に反映されているだけなのです。
自分が発した言葉や態度は、そのままあなたにはね返ってきます。
これが「原因と結果の法則」です。
人間は、思い込んだことを事実と勘違いしてしまうところがあります。
どんなに「間違いない」と信じていても、本当にそうなのかな?と常に疑ってみるクセをつけましょう。
とくにネガティブな思い込みには十分注意しなければなりません。