１９１.どん底からの出発〜からだ編〜（その５）

昨日は自分のからだのことを
結婚する前に彼に告白したところまで
お話しました。
彼のおかげで生きる希望を取り戻した
私でしたが、心はいつも
落ち込んでいました。
現実に目を向けるのが嫌でした。
私は病院の先生に
「※基礎体温をつけてくださいね。」
と言われていました。
（※基礎体温をつければ排卵後に体温が
きちんと上昇しているか確認できて
薬を飲まなくても排卵できるように
なっているか知るため）
最初は基礎体温をつけていたのですが
だんだん面倒くさくなり
つけなくなってしまいました。
今思うとあの頃の私は
自暴自棄になっていたので
自分自身を大事にすることが
非常に難しかったんだと思います。
そしてその後、私たちは結婚しました。
そして私の両親、ダンナさまの両親
周りの人たちは、当然のように
私たちに待望の赤ちゃんを子供を
と言ってくれるのですが、
私はその言葉を聞くたびに
何か「かやの外」にいるような感覚を
覚えたのでした。
（続く）
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