952.思い切って崩壊したほうがはるかによくなる

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

「思い切って崩壊したほうが

はるかによくなる」

についてです。

鎖国時代の日本を太平洋上に

浮かぶ船にたとえれば、

いわば異分子の出入りが少ない

独立した塊りのようなもの

だったでしょう。

それゆえに、突然外界から

ものというものは入ってきたり

あらわれたりすると、

驚きが大きいともいえます。

それはすなわち、突然、

世の中が一挙に変化して、

天地がひっくり返るくらい

国中が変わることもありうる、

そういう可能性を

秘めているということです。

これこそが、

生まれ変わるということです。

国ごと、ひっくり返るくらいに

変化することもありうるのです。

個人も全く同じです。

ふつうのこと、

少々のことでは変わらなくても、

まるで死ぬ思いに近い、

天地がひっくり返るくらいの変化を

余儀なくされれば、

一挙にスパーンと変わりうる能力、

それを秘めているのが日本人なのです。

これは、少々の変化という

生やさしいものではなく、

驚天動地のごとく、

それまでの自分とは違う、

全く新しい自分に

生まれ変わるということです。

私がのべようとしている

「日本は一度沈んで、崩壊、

倒産したほうがいい」

というのは、そういう意味なのです。

こういう見方ができることは、

時間を超え、空間を超えた発想です。

私がいっていることは

目先の損得による発想ではありません。

目先の損得からいえば

「日本は崩壊したほうがいい」

などといえば、

とんでもないことになります。

私は全く逆です。

崩壊、倒産して大損害を

出してもいいといっているのです。

いや、そのくらいを

覚悟してやるからこそ、

全く新しい日本に転換できるのです。