2109.満月理論79

真我日記

写真はハンバーグステーキです。ヘビーローテーションですが、肉汁が溢れ美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

意識が変われば、モノの見方も変わり、人格までもが変わる】===========

 

 

深い心で物事をとらえられるようになると、目に入ってくるものがまるで違って見えてくるものです。

 

四十代の男性I・Tさんは、大変短気だったそうです。

 

年下の上司から注意されたり、口うるさく言われたりすると、すぐにカーッとなる。

 

仕事以外でも、気に入らないことを言われると、すぐに機嫌を損ねる。

 

ところが、ある時を境に心の状態がまったく変わりました。

 

会社全体、世の中全体、というように、より大きな視野で物事をとらえられるようになったのです。

 

その結果、若い上司から同じようなことを言われても、まったく腹が立たなくなったのです。

 

そればかりか、この人はこういうふうに考えているのか、この辺りがまだ自分の勉強不足なのかな、などと考えられるようになったのです。

 

芸術に対する意識が高くなってくると、その素晴らしさに気づかず「大したことがない」と思っていた絵が、素晴らしい絵画と感じられるようになります。

 

ピカソの絵画を見て、「あんな目が横についている絵、どこがいいんだろう」と思っていた人が、芸術的感受性の意識が高くなったために、震えがくるくらい感動する可能性があるのです。

 

以前は花を見ても別に何とも思わなかった人が、意識が高くなった時に、花の一輪一輪が素晴らしく美しく見えることもあるのです。

 

絵や花そのものに、美しさや素晴らしさがあるのではなく、あなたの心の中に、美しさや素晴らしさを感じる心があるのです。

 

その証拠に、犬や猫は絵を見ても美しいとは思わないでしょう。

 

意識が変われば、モノの見方も変わり、人格までもが変わるのです。

 

そして、あなたの周囲の人々や出来事までをも、素晴らしく感じることができるのです。

 

この世がこのままで、この出来事のままで、素晴らしく感じることができるのです。

 

また逆に、苦しいものだと感じることもできるのです。

 

どのように受け止めることができるかは、あなたの心次第なのです。

 

(『人生の急所』ハギジン出版)