５１.どん底からの出発〜本当の自分編〜（その１７）

昨日は真我瞑想を受講するために
夜行バスに乗って大阪に向かった
ところまでお話しました。
朝早く着いた私は新大阪の駅で朝食を
すませて心の学校に向かいました。
相変わらず心がざわざわして
落ち着きませんでした。
開始時間の１時間前に心の学校に
到着しました。
私は一番乗りでした。
まだ開場の時間ではなかったので
少しドアの前で待っていると
スタッフの方が中に案内して
くれました。
一番前の真ん中に座った私は
瞑想でもして心を落ち着かせようと
思いました。
そして９時が来ていよいよ
真我瞑想コースの始まりです。
スタッフの方がタイムスケジュールと
受講中の注意点を読み上げました。
いよいよ講師の登場です。
軽く目を閉じて瞑想してお待ちください
とのことでした。
瞑想して静かに待っていました。
しばらくするとゆっくりとした
穏やかな声で
「はい、目を開けてください。
佐藤康行です。」
という声が聞こえました。
「え、まさか！！！」
耳を疑いました。
目を開けると私の目の前に
佐藤康行さんが座っていました。
「本物だ！！」
驚きのあまり私は椅子から
飛び上がりそうになりました。
私が一番会いたかった人です。
「会ってみたい！」
と思っていたけれど
そう簡単に会うことはできないと
思っていました。
その人物が目の前にいるのです。
私は信じられないという気持ちや
嬉しい気持ちいろんな想いが
あふれてきて
涙が止まりませんでした。
佐藤さんの穏やかでゆっくりした口調の
話しぶりは私が毎日CDで聴いていたものと
全く同じでした。
話す内容と講話に私は
すっかり引き込まれていきました。
佐藤康行さんとの運命的な
出会いを果たした私に
その後講座中に突き抜けるほどの
大きな使命役割が降ってきたのでした。
（続く）
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