2614.カウンセリングの最終目的とは?!

真我日記

 

写真はつつじです。綺麗に咲き乱れていますね。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

佐藤先生:

このカウンセラーの仕事で大事なことは発見です。

相手の愛を発見し、相手の無限を発見し、相手の心の光を発見する。

相手の素晴らしさを発見し、その素晴らしさを相手に伝えてあげる。

本人が言ってることと、本人が気づかないで素晴らしい面があるんです。

相手の真我です。

それを、真我だけを見つめて、

そこから反対に相手の言ってることが見えれば、

相手がどんなに不満的なことを言ってても、愛の光の声に聞こえます。

そこを発見して、それをオウム返ししてあげることです。

 

 

佐藤先生:

はい。いいですか?

例えば、相手が言ってることをそのままただ言ってるだけなら、

言葉が分かっただけです。

心が何も分かってない証拠でもあるんです。

心が分かったら、そんなに言葉はいらなくなるはずです。

 

私が言ってる鏡返しって、意味が分かりますか?

相手が言ってる言葉は関係ないんですよ。

でも、言葉は聞かなきゃいけないわけ。

相手は自分の心情を分かってほしいわけ。

決して言葉をそのまんま受けとめることではありません。

でも、言葉が分からないと、心情が分からないわけ。

だから、言ってることを捉えなきゃいけない。

 

でも、一番言いたいのは自分の心情。

心の状態を分かってほしいわけ。

それと同時に、自分の悩みとか問題を解決したいんです。

解決するには、暗い心だから、光を与えなきゃ駄目なんです。

真我が光なんです。

言葉にとらわれていたら、心が全然分からないという証拠でもあるわけ、相手の。

真我の光を、相手に光を与えていったら、

あなたがちょっと話したら、相手がグッとよみがえってくるはずです。

だから、起きてる事態が問題じゃない、相手の。

それにとらわれちゃ駄目なんです。

 

 

佐藤先生:

実際の相談は30分とか1時間とかになります。

しかし、長い時間をだらだらしゃべってると、ほとんど深い心に入っていけないんです。

短い心で何回も繰り返してるうちに、だんだん、だんだん心の深い所に入っていける。

長い言葉しか聞けなくて分からないということは、心が分からない証拠でもあるんです。

極端な話、目の前に座っただけで、今どういう状態か分かる瞬間っていうのがあるでしょう?

何も言葉を言わなくても。

「ああ。この人は苦しんでるんだな」ってことは分かりますよね。

要するに、いろんなこと、話を聞かなきゃ分からないっていっても、

それで1時間話を聞いたから分かるかって、そんなことないでしょう?

 

話は聞いてもらいたいんだけど、それも目的じゃないわけです。

自分の言いたいことを言うのは、

「言いたい」ということは一つの目的だけど、それが最終目的じゃない。

で、相手に聞いてもらいたいという気持ちもあるけど、それも最終目的じゃない。

悩みをなくしたいっていうのはあるわけ。

でも、これも最終目的じゃないんです。

 

最終目的は何でしょう?

 

どんな人も、自分が希望を持てて、勇気を持てて、元気になって、明るくなれて、

光になって、喜びに生きて、人を愛したい、自分を愛したい。

全てを愛する心になりたいという、究極の本音がみんなあるんです。

ただ、みんな気づいてないだけ。

そんなことは求めていくわけじゃないんですよ。

しかし、それでいくと、

どんな人も元気になるし、明るくなるし、希望が持ててくるわけです。