2609.人間の認識

真我日記

写真は台湾料理の魯肉飯です。お肉とご飯が絡んでとても美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

とても重要なのが佐藤先生の「人間の認識」のお話です。

それを紹介します。

 

 

私たちが物事を認識するときに、物事を「知る」という世界がある。

物事を認識する、何かを学ぶというのは知る世界です。

学問は全部知る世界です。

 

私たちが何かを判断するときに、知ったことで判断するわけ。

「あ、それ、分かる、分かる」「それ、聞いたことある」というふうに判断します。

どっかで勉強したこと、本で読んだこと、話を聞いたことで判断する。

これを「知る世界」と言います。

 

これは、長所と欠点がある。

長所は誠実だということ。

知ったことしか答えられないから。誠実だと。

欠点は、知らないことは認められないという欠点があるわけ。

これが知る世界。

 

 

次は「信じる世界」ってあります。

信じるというのは、「信じる者は救われる」と言いますでしょう?

「あなたは神仏を信じますか」とか、「私を信じてください」とか。

あなたと契約するんだけど、「ぜひ、私を信じてください」と言いますね。

信じるという認識の仕方があるわけです。

よく分からんけど信じる。

 

これも長所と欠点があるわけ。

この長所は何かというと、長所は速いんです。

よく分からなくても全部信じちゃうから。速い。

例えば、この人と結婚するかどうかって信じちゃってね。

速いですよね。全部分かってからとなったら、一生結婚できないかもしれない。

 

全部分かってから契約するなんて。じゃ、どこまで分かったらいいの?

会社のこと全部分かるとか、何が全部分かるとか。

そんなことしたら、永久にそれもできません。

 

宗教なんかで「信じる」って言葉を使います。

なぜならば、私たちの分からない世界だから、信じるか、信じないか、どちらかの世界しかないわけ。

欠点は何かというと、盲目になっちゃう。

盲目になっちゃうから、それを信じちゃって、例えばカルトを信じたために、

その教祖と一緒に一網打尽になった人間がいっぱいいますよね。

それは信じたためです。

それは欠点です。盲目になっちゃうということです。

これは物事を認識するときの話です。

 

次は何かというと、見える世界。

物事を知ろうが知るまいが、信じようが信じまいが、見える世界です。

今皆さんがカウンセリングをやってるのは、この見える世界を訓練しています。

見えるようになるための訓練をしてるんです。

 

「見える」ってのは、一つは肉眼で物事が見える。

相手が悲しそうな顔したとか、苦しそうな顔した、嬉しそうな顔したって、

肉眼で見えますよね。

 

そして、心眼で見る。これは霊能者などがそうです。

相手の心を見る。

相手がどういう心の状態なのかという、心を見る。

心が見えた時に、だいたいその人の未来が見えてくる部分があるわけです。

なぜかというと、「こんなに夫のことで、妻のことで恨んでる、

憎んでることが分かったら、このまんまだったら離婚するな」とかね、

「大変な問題が起きるな」ということが、心を見てるうちにだんだん見えてくるわけです。

「この人とこの人は結婚するな」とかね。そういうことです。

心眼、心を見る。

 

 

ここでさらにやろうとしてるのは、「真眼で見る」

宇宙の目で見るというか、愛の目で見るということ。

その大前提で物事を見ていく。

 

このカウンセリングは、「真我」がつきますから、

目的は真我で物事をちゃんと言ってあげれるように、

締めくくりはそのようにもっていくのが目的です。

 

そこに相手が気づくようになればいいわけです。

 

肉眼、心眼、真眼です。

 

目的はそこです。

人はすべて、宇宙そのものであり、愛であり、喜びいっぱいで感謝に溢れた存在だということです。

相手も、皆さんも、そっちが本当のあなたなんです。

本当はそうなのに、そうじゃないような生き方してただけなんです。

だから、そこに気づかせてあげればいいわけです。