写真は牛すじの枝豆ととうもろこし炊き込みご飯です。始めての食感で美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
引き続き、佐藤先生の「うつ病は90日で90%治る」より、詳細を見ていきます。
稀に、専門診療科を梯子している方の話を聞きます。
いくつかの病を併発している場合、内科に行った後は脳神経科、そのあとは耳鼻科と言うように、診療科それぞれで扱う部位、疾患が違うからです。
専門的であるというのは、その部位についてはどこよりも詳しいということになりますから、例えば肝臓の権威となれば、肝臓を患っている側から見れば、安心するということになるでしょう。
一見、専門的であるということは、合理的であるように見えます。
しかし、違う見方をすれば、体というのはもともとつながってひとつであるのに、それを部分に分けて物理的に捉えているともいえます。
もちろん、実際には、ある症例の患者さんの手術をするには、複数の専門家が集まって慎重な検討を重ねた上でなされます。
しかしながら、西洋医学のアプローチは、まず部分を捉えて、その部分から影響する範囲を捉えていくというものです。
おなかが痛いとなれば、痛みを感じる部分の痛みを取る、咳が出るとなれば咳を止める、更に、咳が出て喉に炎症が表れると、その炎症を鎮めるといった具合です。
言ってみれば、対症療法ということになります。
表れた症状を正常な状態に戻すということです。
つまり、結果に対して手をつけていくということです。
どうしてそのような結果になるかという原因の追究よりは、結果を本来あるべき結果に戻していくというスタンスに立っていると言えます。
「こうしたからこうなった」の、こうなった結果の部分を、外部の力によって修正していくというわけです。