写真はサーロインの石焼きです。石橋きのお肉がめちゃくちゃ美味しかったです。
佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
体を部品として捉える体の不調を覚えたら、たいてい病院に行くでしょう。
どうも食欲がなくて胃の調子もおかしい。
このような時は、どの診療科に行くでしょうか。
まず、一般的に考えられるのは、内科でしょう。
あるいは消化器科という選択肢もあるかもしれません。
内科に行って、胃がおかしいと医師に告げたら、医師は原因を探るために問診から始めていきます。
どのあたりがどう痛いのですか、いつからですか、食べた後はどうですか、食べる前はどうですかなど状況を聞きながら、医師は過去のデータと合致させていきます。
必要があれば、レントゲン撮影や、内視鏡での検査をするかもしれません。
そして、診断が下され、治療方法の選択に入ります。
その場合に、どうも胃ではないと医師に判断されれば、今度は違う科へ行くように指示をされることもあります。
胃の疾患でなければ、内科は専門外であるということです。
そして、次の科でも同様のことが行われます。
このように、現代の医療は、担当する領域が実に細分化されています。
一般内科、血液内科、脳神経科、神経科、消化器科、胃腸科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、循環器科、麻酔科、精神科、心療内科・・・・・・。
近年は、細分化が更に進んでいます。
胃の疾患は胃腸科、肺に疾患があれば呼吸器科というように、扱う疾患がそれぞれの科で分けられていて、専門的になっているのです。
これは、細かく人の体を分けているということになります。
もっと踏み込んだ表現をしますと、人の体を部品の集まりと捉えているとも言えるでしょう。
まず、医師はどこかに支障があれば、その部分を診ます。
その部位は腫れているか、形状はどうか、そこが関係して血液に異常は表れていないかなどです。
疾患が表れた部分に着目して、そこを診ていくわけです。
また、専門となると、実に膨大で様々な知識が必要とされます。
新しく発見された情報、技術の吸収もしていかねばなりませんから、そのことも、診療科の種類が増えていくひとつの要因になっているでしょう。