2416.生かされているという事実

真我日記

写真はビーフステーキです。焼き方はウェルダンにしました。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【生かされている」という事実

 

人生の意義については、古今東西の哲学者や宗教家がテーマにしてきた。

 

人がこの世に生まれて、八十年ないし百年ほど生きて、死んでいく。

 

そして輪廻転生で、再び生まれ変わることを繰り返す。

 

この問題について様々な人たちが論じている。

 

「なぜ生きるのか」、ということは「なぜ心臓が動くのか」、というのと同じことなのだ。

 

なぜ心臓が動くのかは、頭で考えても永遠にわかることではない。

 

なぜ、地球が回っているのか、正確に答えられる人はいないはずだ。

 

回っているから、回っているんだ、ということなのである。

 

私たちが、なぜ生きるかということは「宇宙の法則によって生かされている」ということなのだ。

 

なぜ生きるか、ではなく「生かされている」というその事実が重要なのだ。

 

その観点から物事を捉えなければならない時代が来ていると思う。

 

だから、そのことに気がつくことが人生の意義なのである。

 

頭で考えることではないのだ。

 

頭で考えても、全体の中での一部でしかないのだから、見当外れかもしれないのである。

 

もっと、深い観点からいうと、私たち人間の心で考えているのは、全部妄想なのである。

 

だからまず「生かされている」という事実に目を向けることである。

 

(『生き方教室』日新報道)