佐藤康行の言葉をお伝えします。
前に夫婦が基本だということをいいました。
では、どうすれば最良のパートナーを見つけることができるのかというと、答は魂を磨くということです。
ある調査によると、夫婦の八十%はうまくいっていないそうです。
なぜそんなに夫婦関係がうまくいっていないかというと、教育に問題があるのです。
何でも頭で考えて判断してしまう、そんな傾向が強いからです。
女性は、夫を選ぶときに、学歴がどうだ、年収がどうだ、家柄がどうだといっています。
男性も、妻を選ぶとき、顔がどうだ、スタイルがどうだ、お嬢様育ちでどうだ、などといっています。
お互いに外見で見えるところだけを見て判断することが多いのです。
自分を顧みず、相手の持っているものが良ければと思っています。
これは欲なのです。
まず一番大切なのは、自分を知り、自分との相性を観るということです。
相性が最も大切なのです。
その相性を観るためには、魂で感じることです。
前にも触れたように、人の内面は三層構造になっています。
一番表層が頭です。
その奥にあるのが心です。
そしてそのさらに奥に魂があるのです。
私はこれを「真我」と呼んでいます。
頭で判断するのは、学歴だ、お金持ちだという一番浅い部分です。
損得で考えるというところです。
心はそれよりは深い部分です。
「好きだ、嫌いだ」という感情です。
しかし、「好き」という感情もちょっとしたことで「嫌い」になってしまいます。
思ったよりもだらしなかったとか、変なクセがあったとか。
そもそも心というのは天気によっても変わるくらい不安定なのです。
魂は一番深い部分です。
愛そのものです。
ここで、感じとれば絶対間違えないのです。
そのためには、魂に磨きをかけておくことが最も大切なのです。
頭で考えるのをやめて、感情もはずして、自分自身の魂と向き合うのです。
そうやって魂で感じあえる人が最もふさわしい人なのです。
魂で感じられれば、ピタッと磁石でくっつくように最良のパートナーを見つけることができるのです。