佐藤康行の言葉をお伝えします。
伴侶を選ぶとき、最初に付き合っている段階では、つい相手を思いやろうとか、相手に合わせようとしてしまいます。
そうして、お互いに良い面しか見せないようにします。
しかし、結局結婚したらいずれわがままも欠点もさらけ出すことになるのですから、最初から出して見せてしまったほうがいいのです。
自分の本当の姿を早めにさらけ出してしまったほうがいいのです。
お互いが遠慮をしていたら、この二つの磁石はくっつくのか、離れるのかわからないのです。
最初からプラスとマイナスのように、合うのか合わないのかは決まっているのです。
ですから、お互いに思い切って自分を出してしまって、早く相性がわかるようになったほうがいいのです。
まったく相手に合わせる必要はないのです。
結婚して子供ができてしまってからではもう遅いのです。
子供がいると、この問題は手がつけられなくなります。
どうにもならない不幸になっている人はいっぱいいます。
いろいろ解決の方法を見つけだそうとしても、なかなかうまくいかない場合があります。
これが現実なのです。
磁石がくっつくのか、離れるのかを明確にするためにも、遠慮をせず思いっきり自分を出してしまうことです。
コンプレックスも短所も、だらしないところも、すべて出してしまうのです。
もともと足りないところも多いのですから。
それから、男女間で大切なのは、その根本でもあるセックスです。
最近、特に奥さん方からよく相談を受けるのがセックスのことです。
夫婦の一番根っこにある部分です。
もともと男女は一つだったのですから、そのことを実感するためにも、とても大切なことだいうことを、最近痛切に感じます。
ここのところがうまくいっていない夫婦が案外多いからです。
ですから、そういったことの相性も結婚する前に確かめておいたほうがいいかもしれません。
それから何といっても、素直に相手のことが好きかどうかが基本です。
その人の後ろについている家柄や財産や外面ばかり見ていないで、本当に人間的に純粋に好きでいられるかが重要です。