写真はにぎり寿司です。ネタも新鮮でとても美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【「横の法制」の視点から見た世界 肉体編】
「肉体」は、あなたの肉体に刻み込まれた遺伝子の記憶、本能です。
「肉体」というフィルターつけると、世界はどのように見えているのでしょうか。
私たちの肉体は、五感を始めとする感覚機能をもっています。
私たちは、肉体の感覚機能によって世界を認識します。
しかし、肉体の感覚機能には限界があります。
肉体が認識したり、判別したりすることができるのは、ごくごく限られたものです。
つまり、「肉体」というフィルターを通すと、世界のごく一部しか認識することができないということです。
また認識できたものしか、存在するものとして認めることができません。
そして、感覚機能に限らず、私たちの肉体にはさまざまな限界があります。
たとえば、体質は肉体の限界の一つです。
病気も肉体の限界です。
病気は、遺伝的な要因が、精神的な要因と結びついて引き起こします。
私は遺伝的な要因も含めて、すべて病気の原因は心であると考えています。
「病は気から」という一言葉通りなのです。
たとえば、親がガンになったら子もガンになりやすいのです。
また、親が高血圧だったら、子どもも高血圧になることが多いのです。
それは、親と子の性格が似ているからなのです。
性格が似ているから、同じ病気になる可能性が高いということです。
「病は気から」 ということをよく示す例があります。
私を訪ねてきたある青年の例です。
青年はレスリングのチャンピオンになったこともあるという話でしたが、彼に会った時、私は本当に驚きました。
彼は、ひどくやせ細っていました。
身長が1メートル80センチあるのに、体重が43キロしかなかったのです。
まさに骨と皮だけの状態です。
理由を聞くと、彼は両親の話をしてくれました。
彼が子どもの頃、両親はいつもケンカをしていたそうです。
そして、父親が母親を追い詰めるのを見て育ちました。
そして、心労のためか、母親は亡くなりました。
彼はこう断言しました。
「お父さんがお母さんを追い詰めたから、お母さんは早死にしちゃったんです。
お母さんを殺したのは親父だ」親と離れて一人暮らしをしている彼ですが、父親に対する恨みは消えていませんでした。
そして、その父親に対する恨み・憎しみの心が、彼の肉体をも蝕みました。
彼は、食事ができなくなってどんどん痩せてしまいました。
ついには生活保護で暮らすようになってしまったのです。
明日へ続く