2073.満月理論43

真我日記

 

写真は穴子弁当です。穴子がめちゃくちゃ美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【もともと真我 2】===================

気づくだけですから時間はいりません。

 

「サル」だと思っていたものを「人間だった」と気づくだけですので、時間をかけること自体ナンセンスだと思うのです。

 

私はそれを三十年やり続けて、最初にそう思ったそのことに間違いなかったというのが今の結論です。

 

その究極の答え、究極の位置になるために多くの先人は難行苦行したり、瞑想や座禅をしたりあの手この手でその悟り、答えにたどり着こうとしました。

 

「悟る」とは「わかる」ということですね。

 

究極の答えがわかった人、気づいた人、目覚めた人を解脱者と言います。

 

一切の煩悩から解き放たれた解脱者は特殊な人間と思われてきました。

 

死ぬほどの苦しい思い、苦行をして解脱するという……私はそのこと、その発想にもものすごくナンセンスさを感じていました。

 

気づくだけでいいのに、なぜ修行をしなければいけないのか、なぜ勉強を、学問で頭の中をいっぱいしなければいけないのか……ますますわからなくなりますよね。

 

例えば、鏡に自分の顔(人間の顔)が映っていても、その顔がサルの顔だと思い込んでいれば人間だとわかりません。

 

鏡を見てもやっぱりサルじゃないかとさらに思い込んでしまったりとか……。

 

そこで『これが人間だ(人間の顔だ)』とわかるような意識になった時に、「ああ、私はやっぱり人間だった」と、鏡に映る姿がそれまでと同じでもわかるそこ、その瞬間があればいいのです。

 

時間をかけなくても、まず気づく、そしてそこ(真我)に目覚めると偽我が消えていくわけです。

 

ですから、心の病など偽我で起こっている問題は、そんなに時間はかからずに回復すると思えます。

 

今の医者、例えば精神科の医者は偽の我に薬を飲ませて治そうとしています。

 

そうではない、まず真我、本当の自分に目覚めることが先決です。

 

そして、真我に目覚めてその心が治っていくと、追って肉体も治っていく(修正されていく)と私は思っています。

 

肉体の場合は多少時間がかかります。

 

それと並行して運命まですべて好転していくことができるのです。

 

そして同時に周囲も変わっていきます。

 

夫婦、家族が大調和していく、天国になっていくのです。

 

ですから全部です、全部できるのです。

 

たった一つ、真我の目覚めだけでです。

 

真我が開いて、そして家に帰ったら(現実生活に戻ったら)、あまり効果がなかったとか、現実はほとんど変わらないと言ってくる方も中にはいらっしゃいます。

 

それについて私なりに調べてみると、受講したあの時があまりに凄過ぎて、現実に戻ると受講前の環境・感覚に急に戻されて、そのギャップが効果をあまり感じさせていないように私には見えてくるのです。

 

最悪の夫婦仲だった夫(妻)が、講座中に愛そのものだったと気づき、感謝で号泣して家に帰ると、そこにいたその夫(妻)は依然ぶ然とした態度で「おかえり」の挨拶もしてくれず、真我が開いたはずなのにさらに怒りがこみ上げてしまうとか、ですね。

 

それとは逆に、呼んでもいないのに夫(妻)が駅まで迎えに来てくれていて、さらになぜか優しくなっていて、という変化がわかりやすく現実になっている受講生の方ももちろんいらっしゃいます。

 

とにかく、あの受講時と現実とのギャップを埋めるというか、真我に目覚めたあの心を現実に普通に表せることができたら、凄いことになると思いませんか?

 

最近、私はその意味もあって、私が編み出した真我技のうちの一つ「完璧愛ポスト」のワークをおすすめしているのです。

 

相手を完璧としてみていく、何か問題ばかり起こす問題児を直そうとするのではなく、その子を最初から完璧として相手にする、あなたも、他のあなたも、あなたも……もう最初から完璧だと、実相は完璧だからです。

 

「三日月は真ん円」という話をよくしますが、目で見えている認識(即ち五感で捉えている世界)では三日月に見えても、本当(実相)は月は真ん円ですよね。

 

目で見えていない欠けている部分を不足しているから私が付け足そう(問題があるからいろいろ教えて直してやろう、問題児は欠点だらけだから直してやろう)としたら、完璧なはずのその子(問題児)はどう感じるでしょうか?

 

「この人は自分を問題児だと思っているな」と感じてしまうでしょう。

 

そこを、相手は完璧、完璧、完璧……という心からの意識で接したら、その子(問題児)はどう感じるでしょうか?

 

問題児を自分に置き換えて少し考えてみてください。

 

このように相手を完璧としてみていくことが現実ではなかなか難しい、とくに家族や愛する人には、愛すれば愛するほど高度でなかなかできない……とね。

 

しかし、それができるよになったときにすべては変わります。

 

「完璧愛ポスト」のワークはその意識を行動にまでサッと移すことができる真我の技なのです。

 

「完璧愛ポスト」のワークは、過去にあったつらく苦しい悪い出来事(黒星)を「これでよかった」とやっていき、その黒星のおかげで実はこんなに素晴らしいことがあったのだと素晴らしいこと(白星)にどんどん気づき、黒星のおかげで白星をどんどん増やし、その白星がやがて天から降ってくる(黄金の雨)、そして、その白星がどんどん増えていったときに同時にこれからの日常での行動が見えてくるというワークでもあります。

 

仲の悪かった夫(妻)に感謝しようと思い、帰ったら今までやっていなかった「ただいま」と笑顔で大きな声で言ってみよう、そこまでできなくてもちょっとニコッとやってみよう、それだけならできるかなと……ですよね。

 

「完璧愛ポスト」のワークをやりながら白星が増えると行動したいこと、行動したい思いがわいてきて、そう思うわけですから行動を起こしていきます。

 

以前と違う行動を起こす、つまり行動が変わるわけです。

 

するとそれに伴って現実はガラガラと変わっていくわけです。

 

受講した方全員が講座であの真我が開いた瞬間のあの心でそのまま現実で行動に移せたかというと、確かにそうでもないようです。

 

ただ、真我が開いたあれだけの意識になれることだけでも相当凄いことなんですけれども、それをさらに家に帰って(現実生活で)すぐに行動にまでできるようなことが、「完璧愛ポスト」のワークではサッと出来上がっていくのです。

 

「完璧愛ポスト」を書いている時点で、行動すること、やるべきことが全部出来上がっているわけです。

 

後は、もうその行動に優先順位をつけて、番号をふって、1番目からとにかくやればいい、それを日課にしてしまえばいいのです。

 

これなら間違いなく現実は変わると思いますよね。

 

答えはたった一つ、「真我」です。

 

あなたも真我、あなたの周りもすべてが愛そのもの、真我です。

 

現実にギャップを感じても、何度も言いますが、あなたもあなたの周りも完璧なのです。

 

「真我」です。