1833.質問の仕方

真我日記

写真は夫がココイチで買ってきてくれたカツカレーです。愛情たっぷりで美味しかったです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質問の仕方】

今度は質問の仕方です。

 

相手から引き出すための投げかけです。

 

なるべく明るい話題が出る質問、明るい心がね。

 

カウンセリングの最初はうんと暗い心を出していいんです。

 

それは止めることないんです。

 

一番言いたくないことを言い出したら、相当心許されたなと思えばいい。

 

それはカウンセリングでなるべく出させてあげる。

 

でも、今からやる練習は、そのまんまで終わらせたら、

それを思い出したまま帰っちゃうから、苦しくなっちゃうから。

 

だから、カウンセリングの終わり頃です。

 

そして、明るい心で帰ってもらった方がいいでしょう?

 

だから、質問の仕方が大事なんです。

 

最後頃だと思ってください。

 

それには、「でも、何か愛を感じた瞬間はなかったですか?」とか、

「その時に、何かお世話になったとか、助けてもらったとか、

そういうことはないですか」とか、

なるべくいいことを思い出すように、その人の心の美点を思い出すように、

それを引き出すようにする。

 

心の中に醜いと思われる面と美点と思われるものが入ってると思ってください。

 

その醜い面を引き出すのか、それとも美点を引き出すのか。

 

それによって、その人が帰る時に、明るい心で帰れるか、

暗い心で帰るかになってくるということです。

 

だから、先ほども言いましたように、

帰る時には必ず明るい気持ちで帰ってもらうということです。

 

締めくくりは最初は暗い心で嫌な思い出をいっぱい出しちゃったと。

 

そのまんま帰らせないことです。

 

お互いに心配だから。

 

本当にあり得るんですよ。

 

ひどい人だったら、暗い心で帰って、そのまま帰って自殺しちゃった」になったらね。

 

心のことを分からない人がやると危ないんですよ。

 

そんなことがあり得るんですよ。

 

ふたを閉めてた。

 

思い出さなくていいことを思い出してね。

 

そういうこともあり得るんです。

 

だから、ちゃんと私が言ってることを真剣に聞いて、人の心ですから。

 

とにかく、こちらに通ってきて、そしてちゃんとフォローしてあれしなきゃ。

 

少なくとも私は何万人の人を1人1人やってきてますから、何がどうなるか、

 

手に取るように分かりますから。

 

なるべく相手の心の美点を引き出すように訓練をしましょう。

 

「こういうことはなかったですか?」

「もしかしたら、こういうことがあったかもしれませんね。

もしあったら思い出して、教えていただきますか?」と、

なるべく相手にとって嬉しいこと、感謝できること、

幸せなことを思い出させるように向けていく。

 

そうしたら、「何もない」っていう人はまずないと思うし。

 

でも、ありうるんですよ。

 

「私には全くそんなのない。暗黒の人生だ」という人もいるんです。

 

「でも、最近ないですか」とかでもいいわけ。

 

どんなことでも見つけて、こんな小さなことでも見つけてるうちに、

何かズルズルっと「ああ、そういえば、こういうことがあった」ということも

ある可能性がいっぱいありますから。

 

それを見つけ出すのがあなたの腕です。

 

だから、質問者が大事です、ここから先は。

 

カウンセラーはなるべく相手の心の美点を引き出すようにしていってください。

 

 

~今日のコメント~

ここは急所です。

質問によって、相手から何を引き出すか?ですね。

 

「愛」を引き出すことがポイントですが、

カウンセリングの終了時の相手の心がどういう状態で終るのか。

 

佐藤先生のカウンセリングの「終わりごろの質問」というところが、

最重要点と思われます。