1803.極めつけはやっぱり真我の鏡返し

真我日記

写真は挽肉と厚揚げと野菜炒めです。味付けも和風にあっさり仕上げました。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質問1】
研修生:
相談を受けた時に、結構自分が痛切に悩んでることと等しかったら、真我に考えられなくて。
そういう時は、どう対処していったらいいのでしょうか?

佐藤先生:
真我に考えるんじゃないんです。
そうじゃなくて、もう真我なんです。
真我の心を断言して話を返してるうちに、お互いに気づいていく。
自分でも話しながら、「ああ、そうだ、そうだ」と思いながら、
心は後からついていくと思ってください。

【質問2】
研修生:
返しながら、「でも、それができたら苦労しないよな」とどこかで思ってるんですけど。
そういうのは相手には伝わってしまうんじゃないですか。

佐藤先生:
とにかく、真我の鏡返しをやるんです。
相手に真我で返すことだけをただひたすらやる。
その間に、相手にどう伝わるかなんてことは考えない。

【質問3】
研修生:
「真我で返す」というのが分からないんです。
「真我」と言っても…

佐藤先生:
そうね。真我だと普通の人には通じないかもしれない。
でも、愛とか感謝だったら通じるでしょう?
「こんなに愛されていたんですね。素晴らしいですね」
「無限の愛があるんですね」と返せば、誰でも通じるんじゃないですか?

【質問4】
研修生:
相手の方の悩みとか、言っていることに対しての真我に対する答えかどうかというのが、
分からないんですけど、分からないまま勇気を出して言ってということですか?

佐藤先生:
例えば、どんな悩みだったんですか?

研修生:
奥様が病気で入院されて、「ありがたみが分かる」とか、
そういう感じのことしか言わなかったんですけど、それでも構わないですか?

佐藤先生:
例えば、「無償の愛の気持ちが伝わってきますよ」とかね。
「今、何々さんがおっしゃってるのは、妻に対する無償の愛が私には感じられます」と言ったら、ハッと思うでしょう?
今、何種類か言ったけど、相手の状況判断でいろいろ変えるんです。
今、「無償の愛を感じますよ。そういうことを思ってらっしゃるんですね」と言って、
「ああ。私はそんなに家族のことを愛していたんだ」と思うでしょう?

そうすると、そこで大きな気づきがあるから、そこから出る発想が変わるわけです。
その鏡返しが相手をリードしていることになる。

口でいくら説明しても、体で覚えるしかないです。
何回も何回も繰り返してやるしかないです。
何回も何回も繰り返して体で覚えましょう。

【 講話】
佐藤先生:
要するに、相手がどんなに悩んでても苦しんでても、どんなことを言ってても、
実はその奥にあるのは愛を望んでるし、愛そのものだし、
今起きてるどんな大変なことも実はそれは真我の愛なんです。

それは、あなたに何かを教えてくれてるメッセージ。
そして、自分の中には真我という無限があるわけです。
だから、常に無限を返すわけ。

それから、例えば親子は一つだとか、夫婦は一つだとか、常に一つだというもの。
常に感謝。
「感謝でいっぱいなんですね」と。
要するに、真我はだいたい決まってるものだと思ってください。
無限ですから。
だから、その無限で聞くわけです。

今口で言ってることなんか、ほんの小さなことなの。
心の変化なんてのも、みんな小さなことなの。
本当はどちらでもいいことなんです。
それを相手にしてたらきりがないんです。
言ってる言葉だとか心を相手にしてたら、泥沼に入っていきます。

でも、真我で返していくと、
「おやじにぶんなぐられた」「ああ、それだけ愛されていたんですね」。
普通からいくと変でしょう?
変じゃないんですよ。
「お父さん、それだけあなたのことを思ってらっしゃるんですよね」と言ったら、
ハッと気がつく可能性があるわけ。

「ぶんなぐられた? とんでもないですね」なんて言ったら、まさに泥沼になっちゃう。
言ってるほうにだんだん腹立ってきますよ。
それよりも、ちゃんと「愛ですね」と言ってくれた方が、
本当の意味で「分かってくれてるな」と思ってくるでしょう?
これは言い方を気をつけなきゃ、
「全然聞いてないんじゃないか」と思われる可能性があるから。
言い方をちゃんとすれば、すごい効果的です。

だんだん、だんだん元気になってきます。
会話をしてるだけで、相手はだんだん「そうだ、そうだ、そうだ」となってきます。

その人に起きることは全部愛なんです。
全部感謝すべきことなんです。
全部真我の愛なんです。
全てを教えてくれてる愛そのものなんです。
その絶対前提で聞くんです。
いずれ皆さんはそうとしか聞こえなくなればいいわけです。
そうとしか聞こえなくなる。
ここから反対に、全部皆さんが真我で鏡返しできるようになったら、
その前のものが全部分かってきます。
その心とか言葉。

続きは、また明日です。