1770.これが神技

真我日記

写真はオムたこです。出汁が効いて美味でした。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
現象の世界の仕組みといわれる原因と結果の法則は、
心のドクター佐藤康行先生の導き出したマジックミラーの法則の前では、
活動どころか、存在さえなくなってしまうということなのです。

例えば、
真っ暗な部屋に、電気をつけると明るくなります。
心の中にある闇が、光によって消えるというものです。

原因と結果に支配される過去の記憶の自分、偽の自分が、真っ暗な部屋の暗闇であり、
「サムシング・グレート(=真我)」の自分、本当の自分が電気の光ということです。

あらゆる病は、過去の記憶が根本原因となっていて、
サムシング・グレート(=真我)」の自分、生命(いのち)の働きそのもの、愛そのものの自分が出てくると、見事に消えていきます。

偽の自分で作りだす様々な病は、本当の自分に目覚めることで、消えていくということなのです。

しかし、
このマジックミラーの法則を導き出した心のドクター佐藤康行先生の本当に卓越した観点と思えるところは、
実は、この表現に凝縮されています。

「暗闇に光をあてると、暗闇が消えますが、光から暗闇を見ると、暗闇はありません」

一見、当たり前のような一文ですが、果たしてどうでしょうか。

「暗闇に光をあてると、暗闇が消える」というのは、闇を認めています。
そして、光をもってその闇を解消するのだと理解できます。

しかし、
「光から暗闇を見ると、暗闇はない」というのは、そもそも闇の存在を認めていません。

それどころか、全てが光であるということになります。

何も解消するものはない、何も問題はない、はじめから、光しかない、ということ。

いかがでしょうか?

たったこの一文の行間に、言葉の説明以上に、想像を絶する極致の意味合いが含まれていると思いませんか。

地上から夜空に映すスクリーンを、宇宙側から見ると消える、
また、最初から宇宙側にいれば、そのスクリーンは存在していない、
宇宙から見ると、全てが宇宙であるという
自ら導き出したマジックミラーの法則どおりとなっています。

しかし、
心のドクター佐藤康行先生の本当に驚異的なのは、
これを現実の人間関係において実行しているというところです。

どういうことか例えで見てみましょう。

例えば、うつ病など心の病気。

クリニックや病院では、当然「病気を治す」ことを行います。

ある症状に名前を付け、それを的に、あらゆる手を打ちます。
(たまに的外れの手を打つ医師や病院もあるようですが…)

かく言う当クリニックも、精神疾患とくに「うつ病」の患者さまを対象に治療を行っています。

通常のアプローチでは、
「暗闇に光をあてると、暗闇が消える」を試みます。
「目の前にいる人は、うつ病で苦しんでいる患者さまである」ところからスタートします。
そして、「何とかして治してあげなければならない」へとつづきます。
「お薬で様子を見ましょう」
「カウンセリング、精神療法でゆっくり治していきましょう」
患者さまは、病気の人、弱い人、かわいそうな人、不完全な人、などと認識してしまうと、
患者さまを見下すような上下関係などが生まれかねません。
その微妙な雰囲気、態度が、治療に影響を与える可能性が出てきたりします。

心のドクター佐藤康行先生のアプローチは、
「光から暗闇を見ると、暗闇はない」です。
「目の前にいる人は、本当の自分の完全完璧な素晴らしい人で、うつ病などない人だ」
ゆえに、「当然治すところなどどこにもない。完全完璧なひとだ」となります。
患者さまは完全完璧な素晴らしい人ですから、尊敬の念がでてきます。
患者さま自身は、うつ病の症状を実感してる場合も多いですが、
その方の素晴らしい自分、本当の自分にだけ語りかけ、それを認めていると
やがて患者さまも本当の自分に気づき始め、元気になっていくのです。

事実、
佐藤先生とのカウンセリング時間たった5分で、うつ病が完全に消えたケースもあります。

心のドクター佐藤康行先生の神技といわれるカウンセリング技法には、
やはり神技のアプローチが存在しているのです。

明日は、より具体的なポイントを詳しく見ていきます。