1741.あなたを生かしている本当の自分とは

真我日記

写真はウインナーの野菜スープです。野菜たっぷりで美味しいです。

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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書過去は自由に変えられるより

一見、途方もないことに聞こえるかもしれません。

しかし、感じてみてください。ひとつには、私たちを生かしている肉体があります。その働きは、本当に驚異そのものです。

人体にとって、生きているためには、「心臓が動いている」という最低条件が必要です。
あなたの心臓は今動いているはずですが、なぜ、動いているのでしょうか?

何が動かしているのでしょうか?

私たちは通常、赤ちゃんとして生まれた瞬間に、すでに動いている心臓のみならず、身体のすべての臓器や機能が完全に働き始めます。

人生がスタートする前から、生きる知識、体験、経験などまだ何もない真っ白な自分にもかかわらず、自分の身体の生命の営みはすでに完全、完璧に動いている、という事実があります。

また、地球上に存在する2千万種とも言われるあらゆる生命体も、生命という観点で見ると、すべて同じ仕組みの中で営まれていることがわかります。

これは、生命を営む元の元である「何者かによる働き」としか言いようがありません。

普段、私たち人間はなかなか意識することができませんが、これこそが「本当の自分」なのです。

心臓は、生まれる前から母親の胎内で活動し始めるや、少しも休むことなく、平均年齢の人で約23億回も鼓動し、働き続けます。

大きさにしてテニスボール大の心臓は、一日に最大で10トンもの血液を送り出しています。牛乳パックにすると、8千本~1万本。血液が流れる血管は、人体すべてをつなぎ合わせると10万㎞、地球を2周半する長さになるといわれます。

流れる血液のスピードは、時速216㎞と、新幹線並の速さなのだそうです。

この説によれば、心臓から送り出されて体中の血管を駆けめぐった血液が再び心臓に戻ってくるまで、わずか25秒しかかかりません。

血液がめぐる全身の細胞は60兆個あると言われ、数年で骨まで入れ替わると言われています。一つの細胞の中には2mものDNAがあり、まっすぐに繋ぎ合わせると人体全体ではなんと約1200億㎞にもなります。これは、地球から太陽を400回往復する距離だそうです。

DNAには、想像をはるかに絶するほどの生命を営む情報が、ぎっしりと書き込まれていて、一つのDNAだけでも国会図書館並の情報があるというのです。

このように、小宇宙とさえ言われる人体のほんの一部の働きを見ても、完全、完璧性を備えていて、およそ人知の及ばない驚異の働きはまさに神秘そのものといえます。

この神秘中の神秘といっても過言ではない完全完璧な生命の働きこそが、「本当の自分」が常に存在していることの証明なのです。

この神妙なる肉体の働きを説明できる科学を、いまだ人間は持ち合わせていません。人の手ではいまだに蟻一匹作ることはできないのです。

これが、生命を営む「本当の自分」による働きです。

地球の生命の中で最も優れていると言われる人間の脳でも理解できない世界があることを、まず思いだしてください。

この驚異の力を借りることができたならば、時空を超えて、あなたの過去を変えることも可能だと思えませんか?

人生における様々な体験、経験、知識、観念などの過去の記憶は、あたかも真っ白なキャンバスに描かれた模様に過ぎません。

しかし一度描かれた模様は、これまでは何を試しても、そのすべてを書き変えることはほとんど不可能に近かったといえます。

良くも悪くも、人は、自分が描いた模様のとおりの人生を歩んでしまいます。過去の記憶のとおりに同じことを繰り返し、喜びも悲しみも同じように繰り返す人生です。

しかし遂に、そのキャンバスの模様を自由に書き変えることができる方法を、発見したのです。

それは、あなたの根本である「本当の自分」にアクセスすることによってのみ可能になります。

いうなれば、キャンバスを元の真っ白な状態に戻すことが可能なのです。

これが、過去を変えるということです。